【週間日記】4月17日~23日 ネット翻訳&映画&モーターショー

上海生活あれこれ

 

日曜に遭遇したバスのトラブルで疲れすぎて月曜は仕事に身が入らず。

最近仕事が忙しくなりつつあり、週間日記は何とかアップできているが、他のブロ記事には手が回せていない。

あ、そもそも仕事中にブロ記事の仕込みができることが異常だから普通の会社生活を送っていると書かなきゃいけないのか。笑

 

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月曜/4月17日

スマホのニュースで17日の24時からガソリン値上げのニュースを見てて、この日の帰りにガソリンを入れようと思ってたが、すっかり忘れて家に戻ってしまった。

まだタンクの半分くらいガソリンがあるから無理に入れなくてもいいし、数元の節約になるだけなんだけど、帰り際に会社近くのスタンドで行列を見てガソリン入れることを思い出したのに、途中でまた忘れてしまったことがちょっと悔しい。笑

 

先週の週間日記で書くのを忘れてたが、2005年の4月16日(当時土曜日)は在上海日本領事館を終点とした大規模なデモが起こった日だ。

反日デモと言うと尖閣問題がきっかけで起こった2012年のデモを思い出す人が多いが、私にとっては05年の方が印象も影響も大きい。

虹橋路がデモ隊+野次馬の人で溢れ、周辺は大渋滞、領事館に卵が投げられたり、仙霞路の味蔵がボロボロに破壊されたことを今でも鮮明に覚えている。

当時、私は上海に来たばかりでまだ言葉がおぼつかなく、領事館の近くに住んでたこともあって、かなり身の危険を感じていた。

会社の先輩たちも心配してくれて、いろんな人から家に帰らない方がいい(この日休日出勤だった)と言われた。

会社には友人宅に行くから大丈夫と言って事務所を後にし、その時はまだ同僚の関係だけどお互いちょっと気になり始めて付き合い始めっぽい状態の現旦那宅に避難させてもらったのだった。

 

毎年この時期になると、旦那との出会いやデモで匿ってもらった時のことを思い出す。

デモは起こって欲しくないことではあるが、あれがなかったらたぶん私たちは結婚してなかったと思うから、これも縁なんだろうなぁ。

人生、摩訶不思議。

 

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火曜/4月18日

仕事で法律文書を訳す案件があり、自分で訳してもいいんだけど、最近気になってる機械翻訳(ネット翻訳)を試してみることにした。

これまでの経験上、法律や契約書といった文書の形式が比較的決まっている文書は機械翻訳の得意とするカテゴリーで、それほど大きな手直しをしなくても使えるのではないかと思ったのだ。

 

試したのはDeepL、テンセント、百度。

中国の労働法第二十六条で三者の翻訳結果を比べてみた。

DeepLの翻訳結果

 

テンセント トランスマートの翻訳結果

 

百度翻訳の翻訳結果

 

前の会社ではGoogle、エキサイト翻訳などを使ってて、かなりの手直しが必要だったイメージがあるが、今のインターネット翻訳は結果の完成度が昔とはまるで違っていることに驚いた。

個人的にはDeepLの翻訳結果が一番手直しが少なくて済むと感じた。正直、ここまで優秀な翻訳結果が得られるとは思っていなかったからびっくり。こりゃ、私たちの仕事が奪われるのも仕方がないな。。。

 

昔こんな記事を書いたのだが、来年でなくとも数年後は本当に言葉の壁がなくなるのかも。 

 

これからはどのようにこうしたツールと付き合い、うまく運用するかの能力が試されるということか。

ChatGPTだのTruthGPTだの言われてるけど、私もそろそろ重い腰を上げて使い慣れていく必要がありそうだ。

定年間近になって会社に捨てられないようにしておかないとね。

 

夜は1週間ぶりに走った。

距離はこれまでの新記録を更新したが、ペースがかなり遅かった。

オバサンが健康やダイエットを目的に走る場合、距離を追及すべきなのか、ある程度の速さを追及すべきなのか、頻度を追及すべきなのかがよく判らない。

強度を上げてカラダを壊しては本末転倒だからマイペースでやっていくが、パフォーマンスを高めたいとは思っている。

 

ここ1ヶ月で一番重たかった時と軽かった時の差が2kgあって、長い目で見ると折れ線グラフが右肩下がりになっている。こういうのを見ると俄然やる気が出てくる。

  

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水曜/4月19日

前日に走ってる時にもちょっと違和感があったのだけど、朝から骨盤両側の外側の筋が痛くて歩くのがぎこちない感じだった。

筋肉痛とはちょっと違う感じなんだけど、なんで痛くなるんだろ?走る姿勢が良くないのかな?

 

旦那が出張で深センに行ってて、自由を満喫してる感じのカフェの写真が送られて来た。

いいなー、私もたまには出張したいなぁ、、、と思ったが、ウチの会社の取引先さまはほとんどが郊外に立地しているので、出張したところでシャレオツカフェでのんびりなんてことはまずない。

なんだかんだで自分で淹れるコーヒーが一番おいしくてリーズナブル。

そう思い直して、上司が会議で不在の間におひとり様ドリップコーヒーを満喫した。

 

午後になって旦那から、上海に戻る飛行機が欠航になったと連絡が入った。

てっきり翌日の便で帰ってくるかと思ったら、高鉄を乗り継いで上海に戻ると言う。

5回も乗り換えて虹橋駅に着いたのは夜11時過ぎ、家に着いたのは0時過ぎてたらしい。

私は先に寝させてもらった。 

  

木曜/4月20日

所有している中国株の配当連絡がちょくちょく届き始めている。

早いところだと4月下旬、遅いところでも6月下旬には配当が出る予定だ。

投資している金額が大きくないので配当もそれなりだが、ランチ代くらいにはなると思うと、こうした配当はやはり嬉しい。

 

ふと老後のことが気になってこれまで収めてきた養老金情報を確認しようと思ったら、外国人は随申办から確認できないのね。。。

会社のシステムに納付記録が残ってたから、そこからおおよその支給額が調べられて良かったのだけど、これがなかったらどこに問い合わせれば良かったんだろ?

私の養老保険は2012年の5月から支払い開始、現時点で11年の納付期間があり、このまま定年までこの会社に勤めることができれば、15年という最低納付期限はクリアできる。

これまであまり気にしてこなかったが、数字を眺めていたら養老金の納付額が毎年おおよそ7%ずつ増えていることに気づいた(給料の伸び率はその半分 涙)。

数字のイメージで言うと、個人納付分と企業納付分を合わせた金額にちょっと上乗せされてもらえそうな感じ。本当にもらえるかはまだ未知数だけども。。。

 

女性社員はあまり首切りの対象にはならないけど、ウチの会社は55歳に近づくと雇用の安定が非常に危なくなる(まだ次の期待ができる53歳頃に肩を叩かれた男性社員を何人も見てきている)ので、自分を守る為にも引き続き頑張っていかなきゃね!

  

金曜/4月21日

黄砂と中途半端な雨のせいで、車が大変なことになっている。外に停めてるから鳥のフン害も酷い。雨が降りそうだし、洗ってもまたすぐに汚れるだろうし、洗車しようかどうしようか迷う。。。

 

今、社内で重要案件を抱えているが、メンバー内の意見が対立している。

日中合資会社だと、こうした対立が言葉の問題、つまり通訳のせいにされることが往々にしてあり、通訳の立場からすると全く納得がいかない。

こっちはメンバーの発言を真剣に訳しているつもり、それが伝わらないのはもちろん通訳の要因もあるかも知れないけど、言語特徴やそもそもの考え方が違うんだから通じないことがあって当たり前なのに、ちょっと思い通りにいかないだけで通訳が悪いと決め付けるのは間違っている。

 

自分の想いが相手に伝わっていないと判ったら、通訳をどう使っていくかも含めて、どのようにすれば伝わるかを考えなきゃいけないし、それは話者が考えなきゃいけないこと。

中国人通訳にカタカナ語をガンガンぶつけて、「俺、カッコイイこと言ってるだろ?」ぶりする脂が乗った日本人駐在員は本当に困った存在だ。

 

そういえば昔、メモランダムと備忘録と覚書と議事録の理解が双方で違っていたことがあった。

これらは中国語だと备忘录、笔记、记录、会议记录などの単語を使う。

日本側が今日の交流で話した内容をメモランダムの形で残そうと言ったので、备忘录という言葉を使って訳したら、中国側に真っ向から反対されたのだ。

中国側は备忘录はやや重みのある文書だと受け止めたのだろう。

その後のやり取りで最後は会议记录を残すことで落ち着いたのだが、私の中ではとても勉強になった一件だった。

  

土曜/4月22日

ちょっと前に「すずめの戸締まり」を観に行った上の子からママも観ておいた方がいいと言われてて、前週は療養で行けなかったのでこの日に観に行った。

近所で観ても良かったんだけど、田舎の映画館だと観客のマナーが悪くて嫌な思いをすることが多いので、都会の映画館を予約した。

マッサージチェア仕様で座り心地が良かった

 

で、せっかく都会まで出て行ったのに、隣に座った中国女子が残念だった orz…

なんと、携帯を掲げて堂々と録画し始めたのだ!

最初はもしかしたらSNSにアップしたいからちょろっと撮ってるだけかと思ったら、結構な時間撮ってたので、我慢ならずに「携帯が明るいんだけど(切ろ、バカは言わずに抑えた)」と声をかけた。

そしたら中国人お得意の「あ゛!?」が返ってきたのでちょっと大きな声で「携帯切りなさいって言ったの!明るくて目に触る」と再度忠告。

 

もしまた撮りだしたら係員を呼ぼうと思ってたら、私に言われた子はその後一切携帯を触ることはなかった。

でもその後に、隣の隣のバカ女子が私が怒ったばかりのその子に“哎呀,帮忙录一下啊”とか言ってて、アホに付ける薬はないってコイツのことかと思った。

全く。アイツらのせいで最初の数分、集中して観れなかったじゃないか!

 

映画そのものは新海ワールド全開のすごく奥の深い物語で見る価値アリと思った。上の子が私に強く勧めた理由が解った気がした。

母を亡くした4歳のすずめの気持ちや、あの日にどれだけの人が突然に普通の日々を奪われてしまったのだろうと思ったら、急に涙が溢れて止まらなくなってしまった。

天気の子はもう一度観たいとは思わなかったけど、これはもう一回観て、内容をもっと深く消化したいと思った。

 

日曜/4月23日

この日は中国の悪しき習慣である振替出勤日。

ただ、この日に上海モーターショーに行く手配をしてたので、子どもたちを起こして朝ごはんの用意をした後は出社せずにしばらく家でのんびりしてた。

掃除して、洗濯物干して、ゲームしたりしてたら、あっという間に時間が過ぎた。

 

時間差で入場したいと思ってたので、人が少なくなるであろうお昼時間帯に着けるように出かけた。

現場での食事は期待できないと思って、ちょっと離れたところにある新しくできたショッピングモールっぽいところに行ったのだが、オープン間もないせいかテナントが全然入店してなくて行って損した気分。

大衆点評で一応調べてはおいたのだけど、最近見栄えだけがいいクチコミが少なくないから気を付けないとね。

とりあえず営業しているお店で焼きうどんを食べたのだけど、うどんがクタクタで味付けも私の好きな味ではなかった。

 

中国人プロデュースの日式料理屋さんはイマイチあかんなぁ。

在日中国人たちが日本の中華に幻滅する気持ちと同じなのかな?なんて思ったり。

 

この日は2万歩ちょっと歩いてかなり疲れた。

モーターショーの写真は別記事で載せることにする。

 

 

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