南京に来る目的の1つは「先鋒書店」に行くことでした。
なんでも、このお店を経営している人の本のセレクトが他にはない素晴らしいラインナップなんだとか。
しかも本だけでなく、環境にもとてもこだわった素敵な本屋さんだったので、こちらで紹介したいと思います。
先鋒書店とは
1996年、南京で開業した私営書店。本店は南京・広州路沿いにある五台山店で地下駐車場を改造したユニークな内装が有名。
販売されている書籍は中国の国営書店である新華書店とは一線を画し、文化的な要素が濃いのが特徴です。
現在、南京に10店舗、無錫、安徽省、浙江省に各1店舗の計13店舗を展開、我が家は五台山本店と前回の記事で紹介した頤和路歴史文化通りにある頤和書館の2店舗を訪れました。
先鋒書店五台山本店
先锋书店(五台山店) → http://www.dianping.com/shop/1948972
外観、内装共に他の書店とは全然違う雰囲気を醸し出しているこちらの書店。
本を買わずとも外国人観光客が訪れる価値が十分にあるステキな本屋さんです。特に本店である五台山店はその内装にびっくりしちゃいました。
入口を入るとたくさんのポストカードと共にロダン様がお出迎え。(全然出迎え感ないけど)
左側の棚には日本人作家作品の中訳本が並べられています。渡辺淳一さんの本は中国人にも人気です。
先を進むと、突き当たりの左側にこんなふうにいかにも駐車場を思わせる坂道があります。この坂を上がって先に進みます。
すると上のフロアの奥行の深いこと!こんなに大きな本屋さんだとは思いませんでした。
振り返ってみるとこんな大きな十字架があり、普通の本屋さんじゃないぞ的なオーラを感じました。
上のフロアにはカフェやフリースペースがあります。
中央のフリースペースにはソファーや机が並べられていてここで自由に本を読むも良し、メッセージを書くもよし。
このエリアでは時折作家さんのサイン会などのイベントが開かれるようです。
一番奥には台湾書籍コーナー兼帽子屋さん。
半額で売られているグッズに心が揺らぎましたが、南京博物院のミュージアムショップで既にお土産を買っちゃってたので、ここでは買わず。
外国人にオススメなグッズショップ
私は中国語の本をほとんど読まないのでどんな本が売られているのかはあまり深く見ませんでしたが、中国語の本に興味がない人でも楽しめるのが書店併設のグッズショップです。
ステーショナリーを中心に、レトロなおもちゃや茶器などがたくさん並べられています。本屋さんらしくポストカードやしおりのラインナップが特に豊富でした。
いかにも中国っぽいデザインのものもあれば、洗練されたおしゃれなデザインのものまでたくさんありますので、お土産に困ったらこちらのお店でセレクトしてはいかがでしょうか?
南京旅行の記念に自分用のオサレグッズを選ぶのもオススメです。
記念に残そう、メッセージカード
この書店の目玉コーナーでもあるこちら↓
来店の記念にこうしたメッセージカードを残している人がたくさんいるんです。
特に遠距離恋愛している恋人たちのメッセージカード多数。
高鉄(中国版新幹線)のチケットや飛行機のチケットと共にメッセージを残す人や自分たちのラブラブな写真を残している人もいました。
我が家も記念に、こんなカードを残してきました。
中身は内緒です。日本語で書いている人がいなかったので、敢えて日本語で書いてきました。
もしこの書店に行く機会がありましたら是非探してみてください。きっとすぐに見つけられると思います。
まとめ
この書店には残念ながら日本語の本や、中国語学習者向けの本などはありませんでしたが、古書なども置いてあるのでコレクターの方は一見の価値があるかもですね。
頤和書館、五台山本店、総統府店にはカフェが併設されているので、静かな環境でゆったりまったり過ごすのもオススメです。
―続く―
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