こんにちは、しゃんはいさくらです。
今日本ではキャンプが流行っていて、人気のキャンプ場は予約がなかなか取れないそうですね。
私が住む中国でもアウトドアを楽しむ人が増え、流行りかけている感じです。
我が家は数年前からアウトドアに興味を持ち始め、何でも形から入るタイプの旦那があれこれとキャンプギアを買い揃えて、家族で一晩泊まれるほどのモノは揃いました。
装備の準備は着々と進んでいるのですが、実は宿泊も兼ねた本格キャンプはまだ未デビュー。
今日はその辺の状況も含め、【上海deアウトドア】と題しまして上海のキャンプ事情について書いてみたいと思います。
日本では学校で行った2度のキャンプ経験のみ
日本にいた頃、私はアウトドアに興味がなく、山とも海とも無縁の生活を送ってました。
キャンプと言えば小学校の時の「山の学習(林間学校を私の地元では山の学習と呼んだ)」で市内のキャンプ場に行ったことがあるだけ。
作ったメニューはカレーライスで、飯盒でごはん炊いて、鉄鍋でカレー作って食べて、キャンプファイヤーでトーチをぐるぐるやったことを覚えています。

それが上海に来て、結婚して、子どもができて、いつの間にかアウトドアに興味を持ち始め、山登りしたりデイキャンプしてるのだから不思議。
私にはまだまだ経験が足りないので、まずは外で何かを作ることからチャレンジしています。


虹橋の三角公園にて
我が家が以前よく足を運んだのは虹橋の延安西路沿いにある新虹橋中心花園です。
日本人が多く住むエリアに近いのと、園内にBBQコーナーがあるので行ったことがある上海在住日本人は少なくないと思います。

中国では公園の芝生にテントを張って外での時間を楽しむ人は以前から少なくありませんが、この公園も一部の芝生を除いてテントOKなので、週末は家族連れで賑わいます。
※ペグで打ち込む必要があるテントはNGです。先日公園の係の人から撤収しろ!と言われて言い合いになりました。。。
都会の公園で食事する場合は、持参するかデリバリーすることになります。
我が家は日本食屋さんのお弁当を手配することが多いですが、これにプラスαしてコーヒーやお茶を淹れるという「外で何かを作る」という過程を加えて、ちょっとした特別感を味わってます。

上海の公園は決まった場所以外で火を起こすのは禁止ですが、キャンパーが愛用するこういったコンパクトバーナーであれば大丈夫です。(今まで注意されたことはありません)
結構火力が大きくて、お湯がすぐに沸くんですよ。
中国でももちろんタオバオで調達可能です。
検索ワード: 炉头 、 卡式炉 、 便携式折叠炉 、SOTO、Snow Peak( 雪峰 )
また、子どもが小さい頃はアニメのキャラクターのテントを使ってた我が家ですが、最近のピクニックやデイキャンプではタープを多用しています。
検索ワード: 天幕 (タープ)、 帐篷 (テント)
タープはテントよりも日差しを遮る面積が大きく取れるし、熱がこもらないというメリットがあります。
設営に慣れるまでは大変でしたが、うまく設営すればアウトドアでの過ごし方のバリエーションが増えるので、目下経験値を貯めているところです。
青浦の見知らぬ空き地で
外で食事を作る(と言っても焼くだけだけど)経験を積みたくて、この日は青浦の市民文化センターの横にある空き地にタープを張ってデイキャンプしました。
アヒージョを作るために買ったスキレットがあるので、この日はコンパクトバーナーと鉄鍋でお肉を焼いたり冷凍餃子を焼いたり。
検索ワード:铸铁平底锅
家に残っていた最後のチキンラーメンを持参して、キャンプクッカーでラーメンも作りました。使いたくてウズウズしていたシェラカップに取り分けてキャンプ気分を満喫♪
日本では特にソロキャンプをする人には、メスティンが人気だそう。
検索ワード: 户外餐具 、户外炊具 (キャンプクッカー)、 野餐碗 (シェラカップ)、 户外饭盒 (メスティン)
バタバタしてて写真が一枚も残ってないのが残念ですが、キャンプに慣れたらそのうち写真を撮る余裕も出てくるかもね。w


青浦の運河のほとりで
アウトドアに興味を持ち始めて以降、旦那はアウトドア好きが集まるグルチャや小红书などで情報を拾ってるみたい。
春節に出かけた青浦の運河のほとりは、そのグルチャメンバーに教えてもらった穴場な場所でした。
誰もいなくてオススメとのことで行ったのですが、本当にここでご飯作って遊んでいいの?みたいな場所で、私は誰かに注意されたらどうすんの!?とビビってたのですが、私を除く中国人メンバーはお構いなしに荷物を下ろしてセッティング開始。

この日のメニューはメキシカンタコス。

イワタニのコンロとステンレスのフライパンを持参し、お肉を焼いてトルティーヤに巻いて食べました。
ステンレスの深めのフライパンはちょっと重いけど、キャンプ料理にも使えて便利です。
オールステンレスなら炭火でもガス火でもどちらも使えて、取っ手が溶ける心配なし!
鉄鍋よりも扱いがラクだし、深めなので汁物にも使える点も◎。
キャンプ料理にはたぶんダッチオーブンを使うのが一番オススメなんだろうけど、私には重すぎるしメンテナンスがね。。。
以前持ってたんですけど、使うことなく弟にあげちゃいました。
検索ワード:户外铸铁荷兰锅
あとイワタニのコンロは我が家で大活躍しています。
携帯するには正直ちょっと大きいのですが、このタイプは風に強い仕様になっていて、丈夫なケースが付いていて持ち運びにも便利。家でも外でも大活躍です。
イワタニなら日本に帰ってからも使えるので買って損はないかと。
検索ワード:岩谷防风卡式炉
ちなみに、この日をきっかけに旦那の友人もアウトドアの楽しさにハマったみたいで、旦那に言われるがままにいろいろとキャンプギアを買い揃え始めて、家の中がモノで溢れかえってるらしいです。w
日本の状況には程遠い上海のキャンプ事情
ここまで我が家が経験したお外でのあれこれを紹介してきましたが、日本で本格キャンプを楽しんだ経験がある方からしたら、それ、キャンプって言うの?っていうくらい子どもの遊びみたいなことしかできてません。
でも、これも仕方のないこと。
上海近郊では日本にあるようなインフラの整ったキャンプ場がまだまだ少ないからです。
しかもサイトに車を横付けできるオートキャンプ場となると今のところ上海には1つもありません。
だからなのか、小红书で上海でキャンプしてる人たちの投稿を見てると、キャンプNGっぽい場所でキャンプしてる人が結構いるなぁという印象です。
今はまだ管理の手が伸びてないけど、そのうち税金で保安を雇って人気の秘密基地を管理し始めそうな気がする。。。
そうならないようにルールを守って楽しみたいですし、インフラがしっかりしたキャンプ場がたくさんできるといいなぁと期待しています。
我が家が行った、火が起こせて寝泊りできるキャンプ場はまた別の回で紹介しますね。
最後に、キャンプでなくても、ちょっとしたピクニックなんかにすごくオススメなのがこちらのカート。
検索ワード: 户外推车 、 便携拉杆车
キャンプギアはもちろん、重たい食材や飲料を一気に運べてとっても便利です。
BBQが好きなファミリーなら1台あってもいいかも。
車のトランクに入れられる折り畳みのコンパクトタイプがオススメですよ♪
今後も引き続きしゃんさく.comでは、【上海deアウトドア】シリーズでオススメギアやその他関連情報をupしていきますのでお楽しみに!
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