【上海deコーヒー】オフィスでもできる!水出し式アイスコーヒーの作り方

上海deコーヒー

 

こんにちは!しゃんはいさくらです。

しゃんさく.comでは、上海での生活をより豊かに楽しく過ごせるような情報をお届けしたく、【上海deコーヒー】と題しまして、上海でおいしくコーヒーを飲む方法や素敵カフェ情報を不定期でアップしています。

 

今日は、暑い夏に飲みたくなるアイスコーヒーについて。

私はエアコンの効いたオフィスでの仕事がメインなので夏場の暑い時期でもホットで頂くことが多いですが、外回りなどから戻った時はやはり冷たいコーヒーが飲みたくなります。

そんな時に冷蔵庫にアイスコーヒーがスタンバってくれていたら、どんなに嬉しいことか!

ということで、オフィスで作れる本格アイスコーヒーの淹れ方を考えてみました。どうぞお付き合いくださいませ。

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アイスコーヒーを淹れる方法

ドリップで淹れるアイスコーヒーの作り方にはいくつか方法があり、コーヒー本やコーヒー専門店のサイトを見ると、

1、ホットで淹れて急冷する方法

2、お茶パックを使って水出しする方法

3、水出ししたコーヒーをフィルターで濾す方法

4、お湯で蒸らし、その後は水で抽出する方法

などが紹介されています。

 

このうち、ホットで淹れて氷で急冷する方法が一番王道なやり方で、ドリップコーヒーを提供している街中のコーヒースタンドでは、ほぼこの方法で淹れられています。

方法は 基本のドリップコーヒーハンドドリップエスプレッソ を足して2で割ったようなやり方です。

受け側のポットに氷をスタンバイさせること、コーヒー豆の量を通常よりも多くすること、粉の挽き具合は細かめを推奨している専門家が多いです。

 

でも、この方法は氷を準備しなきゃいけないというハードルがあり、家でならともかく、オフィスでは実現が難しい方法かと思います。

となると、オフィスでおいしいアイスコーヒーを作るなら、2のお茶パックを使って水出しするか、3の水出ししたコーヒーをフィルターで濾すかのどちらかの方法が適していることになります。

 

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水出しコーヒーの作り方と注意点

1、お茶パックを使って

生活情報を取り扱う雑誌やサイトでよく紹介されている方法で、挽いた豆をお茶パックに入れ、お水を注いで冷蔵庫で抽出します。

ドリッパーやフィルターが不要で、手軽に作れるのがメリットです。

必要な豆の分量と水の量はレシピによって様々ですが、覚えやすい目安としては、豆100gに水1000mlです。

作り方

1、中細挽きの豆100gを3~4つに分けてお茶パックに入れてポットの底にセットします。

2、上からゆっくりと、お茶パックを湿らせながら分量のお水を注ぎます。

3、冷蔵庫で8時間程度抽出してできあがりです。

 

例えば、前日の退勤前にコーヒーをセットしておけば、翌日会社でいつでもアイスコーヒーが頂けます。

退勤から翌日の出勤まで14時間くらいありますが、翌日出勤してお茶パックを取り出しておけば問題ありません。

週末に家でコーヒー粉を入れたお茶パックをいくつか準備して会社に持参すれば、会社でも手軽にアイスコーヒーが頂けるのでオススメです。

 

但し、このやり方には「長時間放置する間に、ポットの底に細かいコーヒー粉が沈殿する」というデメリットがあります。

沈殿物をグラスに注いでしまうと、せっかくのコーヒーの味が落ちますので、注ぐときは注意なさって下さい。

 

2、ペーパーフィルターを使って

私が採用している方法です。

私は、普段から会社でホットのドリップコーヒーを淹れていて器具が揃っているため、ペーパーフィルターを使った方法で水出ししています。

以下、私が使っている器具に準じた作り方をご紹介します。

準備するもの

・コーヒー豆 20g

深煎りを薦める専門家が多いですが、私はホットで使っている豆(中煎りor中深煎り)をそのままアイス(と言っても常温で)で抽出しています。

 

・コーヒーグラインダー

豆を挽くミルです。現在、オフィスではRIVERS製を愛用。すり切りで20g強の豆が入れられます。

計量の手間が省ける点がお気に入りです。

 

・お水(ミネラルウォーターorピュアウォーター) 250ml(or300ml)

・コーヒーポット 

会社のお水が農夫山泉の大ボトルで、ボトルから直接注げないので、このようなミニポットを使っています。私は氷を入れずに飲むので300mlで抽出しています。氷を入れる方は200~250mlで。

  

・ガラスポット 2つ

1つはコーヒーを水出しする時用、もう1つはフィルターで落とす時用です。

私はマルチティーサーバーで代用しています。

 

・マドラー

お箸など、かき混ぜられる棒状のものなら何でもOK。

 

・ドリッパー

・ペーパーフィルター

1~2人用の円錐形を使っています。

 

こういったフィルター付きドリッパーなら、1台2役でモノを少なくできますね。

  

作り方

・グラインダーに豆を入れて挽きます。

咬合部をいちいち調節するのがめんどくさくて、ホットの時と同じ挽き具合(5クリック)でやってます。細かく挽きすぎるとろ過がうまくいかなくなるので注意してください。

・挽いた豆をポットに入れます。

粉をスタンバイしたガラスポット
    

 ・上からやさしくお水を注ぎます。

水出しコーヒー
※水の勢いが強いと粉が飛び散るのでご注意を。

 

・マドラーで水とコーヒー粉をなじませた後、3時間~5時間ほど放置します。

水出しコーヒー
※浮いている粉を浸しながら混ぜましょう。

午前中に準備して、お昼や午後のブレイクタイムに飲める計算です。

 

・フィルターで濾します。

ろ過中の水出しコーヒー

飲み頃になったら、別のポットにドリッパーとペーパーフィルターをセットし、放置しておいたコーヒーを濾します。

一度マドラーで混ぜてから濾すと濾しやすいです。

 

・できあがり

水出しとホットを冷ましたコーヒー

お好みで氷を入れて下さい。

 

実はこの時、ホットコーヒーを常温まで冷ましたモノと、水出ししたものを飲み比べしたのですが、水出しコーヒーの方が味にまろやかさ丸みを感じました。

一方でコクやパンチがやや足りない感じもしました。水出しだとコーヒーの脂分の抽出が少なめになるんですかね?

コーヒーのコクが好きな方はお湯で抽出して氷で冷やした方が好みの味になるかも知れません。

 

ちなみに今回常温で試したのは、お茶の達人さん情報で「常温で水出しした方が甘味が出やすい」との意見があり、コーヒーにも応用できるのではないかと思ったからです。

好みもありますが、常温の水出しでもおいしく頂けますので、熱いものは飲みたくないけどキンキンに冷えたのも避けたい方は是非一度お試し下さい。 

 

なお、この水出しフィルターろ過法は「洗い物が多くなる」という大きなデメリットがあります。

 

ウチの会社は比較的自由な社風で、私は毎日この器具たちを使ってホットのドリップコーヒーを淹れてるので慣れているのですが、半本格的なドリップなんて会社で淹れてられるか!っていう方もいらっしゃいますよね?

そんなあなたでも大丈夫、中国にはたくさんのアイスコーヒー用パックが売られていますよ!

 

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オフィスdeアイスコーヒーにオススメの「冷萃咖啡包」

紅茶でお馴染みのティーパックですが、コーヒーにも同じような商品があり、中国語で「冷萃咖啡包」と言います。

これをキーワードに検索するとたくさんの商品がヒットします。

冷萃咖啡包
※お値段いろいろ

 

どのお店のを選べばいいか迷われると思いますが、タオバオは評価順で並び替えできないので、トライ&エラーしかないですね。

今まで買って失敗がなく個人的にオススメなのは「壹例咖啡」のお豆さんですが、コールドブリューは買ったことがないので評価は保留しておきます。

 

コーヒーを少しでもおいしく頂くには新鮮な豆を挽きたてで淹れるのが一番で、アイスコーヒーでもそれは同じなのですが、冷萃包は挽いた粉をパッキングしているので、どうしても鮮度が落ちてしまいます。

 

私は以前買ったお店のパックが大失敗(パックの材質のせいか、水がうまく浸透せず抽出できなかった)で、以降、水出しドリップでアイスコーヒーを作っていますが、皆さんは是非品質の良いコーヒーパックを見つけて下さいね。

 

あと、一部ショップに牛乳に浸すだけでカフェオレができてしまうように思わせるような写真があるのですが、

冷たい牛乳でお茶やコーヒーは抽出できません

(痛いくらい失敗している私が言うので間違いありません!)

ので写真に惑わされないようにしてくださいね。

抽出できるのはお水、お湯だけです。

 

素早くアイスカフェオレを作りたい場合は、少なめのお湯で抽出して冷たい牛乳を注ぐのがいいですよ!

アイスカフェオレ
暑い夏に欠かせないアイスカフェオレ♪

 

以上、上海の暑い夏に打ち勝つアイスコーヒーの淹れ方のご紹介でした!

 

上海は連日35度超えです。この暑さはいつまで続くんでしょうね?

今日も冷たいコーヒーが欠かせなさそうですね。

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