【上海deコーヒー】ハンドドリップdeエスプレッソ♪

上海deコーヒー

 

日常生活の様々な場面で私をサポートしてくれる素敵なパートナー、それはコーヒー。

しゃんさく.comでは、上海での生活をより豊かに楽しく過ごせるような情報をお届けしたく、【上海deコーヒー】と題しまして、上海でおいしくコーヒーを飲む方法や素敵カフェ情報を不定期でアップしています。

今日は通常マシンで淹れるエスプレッソコーヒーをハンドドリップで淹れる方法について解説していきます。

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もしも細挽き粉を挽いてしまったら・・・

偉そうに「解説」と書いてますが、コーヒーミルの設定を誤って細挽きのコーヒー豆を挽いてしまったのがハンドドリップdeエスプレッソ♪誕生のきっかけでした。

ミルのハンドルを回せど回せどちっとも豆が挽き終わらず、おかしいなと思って粉を確認したら細挽き粉ができちゃってて、「あらま、どうしましょ!?」と。

こういう場合、通常のハンドドリップコーヒーを淹れる方法でコーヒーを淹れてもおいしくありません粉が細かすぎてペーパー内で粉が詰まってしまい、ドリップに時間がかかってしまうのです。

コーヒーは長い時間をかけて淹れると逆にその過程で雑味が入って味が著しく落ちてしまうので、もし細挽きの粉になってしまったらエスプレッソとして手早くコーヒーを淹れることをオススメします。

もしエスプレッソをそのまま飲むのが苦手であれば、お湯やミルクをたくさん足して、アメリカンかラテにすればいいだけなので、是非ともハンドドリップdeエスプレッソ♪をマスターしましょう。

 

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ハンドドリップdeエスプレッソ♪の淹れ方

①ドリッパーにペーパーフィルターをセットする。

※ドリップコーヒー同様、エスプレッソでもペーパーを濡らす派と濡らさない派が分かれています。私はどちらでもそんなに変わらないと思っています。

②お湯を沸かし始める。沸かしている間にコーヒー豆を計量しミルで豆をひく。

※参考までに私オススメの豆:抽出量比は1:5です。例えば豆15gに対して75mlのエスプレッソを作る計算になります。人によって推奨量が違い、1:4と提唱する人もいます。

※ミルの設定を細挽きにするのをお忘れなく。咬合部の隙間が狭ければ狭いほど細かい粉が挽けますが、細か過ぎると粉がペーパーを通過して液体に落ちてしまうので、0.7-1mm程度に調節すると良いと思います。

こちらで私イチオシのコーヒーミルを紹介しています。↓

※エスプレッソの場合、ポーレックスのカチカチ回数は5程度、リバースのカチカチ回数は2~3程度がオススメです。

※ご参考:基本のペーパードリップの場合はポーレックス 8~9、リバース 5~6 で淹れてます。

③沸騰したらコーヒーポットにお湯を移す(この時点で約90-95℃になる)。

④挽いたコーヒー豆をフィルターに入れて、平らにならす。

⑤お湯少々を豆に垂らして豆を蒸らす(湿らせる)。

エスプレッソの場合は点滴状に落とすのが良いです(とても難しい調整なので、できるだけ細くと思って垂らしてください)。蒸らし時間は短めに15秒程度で。

⑥粉が湿ったら早速ドリップ開始。

※豆の中心部から外周に向けて円を描きながらやさしくお湯を注ぎ、ドリッパーの2/3程度の高さになったら注ぐのを止めて、お湯が落ちるのを待ちます。注いでいる途中で白いアクが浮いてくるのでそのアクが落ちないうちに2回目のお湯を注ぎ始めます。

⑦受け側のポットのコーヒー量を確認。

※2回目を注ぎ終わる頃には既に受け側のポットにある程度のコーヒー液が溜まっていると思います。豆が15gの場合75mlになったらすぐにフィルターを外しましょう。必ずドリッパーに残っているアクが落ちる前に外します。エスプレッソは時間との戦いです。1回目のお湯を多く注いで2回目のお湯はなしで抽出する人もいます。

⑧お気に入りのカップに注ぎ、ゆったりまったり召し上がってください。

 

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エスプレッソ+お湯割りがおいしい件

作ったエスプレッソをそのまま頂いてもいいのですが、私はエスプレッソをお湯で割って飲むのが好きです。

エスプレッソ+お湯、つまりアメリカンなんですが、エスプレッソをお湯割りすると自分の好きな濃さに調節できるだけでなく、いつでも温かいコーヒーが楽しめるというメリットがあります。

コーヒーは温度によって感じる味わいが変わります。せっかくのおいしいコーヒーが冷めた後に飲んだら味が全然違っていたという経験はありませんか?

冷房の効いた部屋や冬場はコーヒーが冷めやすくなるので、いつでも温かいコーヒーを飲みたい方には特にお湯割りをオススメします。濃く淹れたコーヒーをスタンバイしておいて、飲みたい時にお湯で割ればいつでも適温でコーヒーを頂けますよ。

セミエスプレッソ+お湯etc…アレンジ多数

私は普段は中挽きでハンドドリップすることが多いですが、使っているミルが安物だからでしょうか、時折咬合部がずれてを細めの粉が出来上がることがあります。そんなときは無理に通常のドリップコーヒーにせず、湯量や淹れるスピードを調整してセミエスプレッソにして楽しみます。

味が変わる要素は、

・粉の粗さ

・お湯の温度

・淹れるスピード

・抽出量

です。

粉の状態に合わせて淹れ方とお湯割りするときの量を工夫すれば、どんなコーヒーが抽出されても、自分好みの濃さで味わうことができます。

この4つの要素をうまく組み合わせて、自分の好きな味を目指してくださいね。

同じ淹れ方で何度も練習する

エスプレッソやセミエスプレッソなど、私は今でこそ粉の粗さを見ればどういう淹れ方をすれば自分の好きなコーヒーに近づくか見当がつきますが、以前はそれがわかりませんでした。

これが肌感覚で判るようになるにはやはり基本のドリップコーヒーを何度も練習することが大事だと思います。

また、ドリップコーヒーの練習は毎回条件を変えるのではなく、まずは1つのやり方で毎回同じ味が出せるかに挑戦してみるといいです。

ある程度安定したコーヒーが淹れられるようになったら、豆を変える、温度を変える、粒の大きさを変える、淹れる湯量を変えるなどして自分の好みの味を探していくのが王道で近道ですよ。

以上、ハンドドリップdeエスプレッソ♪の淹れ方及びアレンジについてのお話でした。

 

さくらのつぶやき

コーヒーにはおいしい適温があるのに、チェーンのコーヒーショップやコンビニコーヒーはそんなことはお構いなしで熱湯コーヒーを提供してますね。

特にコーヒーを専門に扱っているチェーン店で熱湯コーヒーはないよなーと思います。熱すぎて飲めないばかりか、コーヒーの風味すら飛んでしまってます。

せめて人間がヤケドせずに普通に飲める温度で提供して欲しいですね。

ですからおウチでハンドドリップを淹れる場合も、沸騰したての熱湯は使わず、90℃くらいに落ち着かせてからコーヒーを淹れて下さいね。

こだわる方はこんな温度計があると便利です。私は感覚で淹れてしまいますが、旦那は温度計使ってます。

『ティー&コーヒーサーモメーター』

 

基本のドリップコーヒーの挿れ方はこちらでご紹介しています。

 

 

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