こんにちは、しゃんはいさくらです。
今朝、イギリスのエリザベス女王が逝去されたとのニュースを見て驚いたのは私だけではないと思います。
だって、2日前くらいだったかに、新しく就任したトラス首相と接見したことがニュースになったばかりで、その時は杖をつきながらも自力で立ってらしたんですもの。
今日は、今朝の夫の「ねぇ、エリザベス女王のニュース見た?」からのつぶやき発言にとても大きなカルチャーショックを受けたので、そのお話を書いていきたいと思います。
エリザベス女王が96歳でご逝去
昨夜、就寝前に微信を確認していたら、イギリス留学経験がある夫のいとこがモーメンツにエリザベス女王の若い頃の写真を載せて英語でつらつらとメッセージを書いてて、何かあったのかな?と思いつつ、深く読むことなくそのまま就寝しました。
そしたら翌朝に飛び込んできたエリザベス女王ご逝去のニュース。
あぁ、いとこちゃんはどこかから女王の危篤情報を知って、それでモーメンツに意味ありなメッセージを送ってたんだなと気づきました。
エリザベス女王は世界的に大きな影響力のある人の1人ですので、日本はもちろん、中国でもニュースに取り上げられています。
普段は私が出社後に起きる夫が、珍しく早起きしてきて第一声、「エリザベス女王のニュース見た?」と。
朝起きてとりあえずスマホを手にする彼、このニュースを見て私にも教えようと思ってすぐに部屋から出てきたんだと思います。
いとこちゃんの反応が解せない夫
いとこちゃんはかつて5年ほどイギリスで生活していて、第二の故郷とまではいかずとも、それなりに想い入れを持っています。

なのでエリザベス女王の様態が怪しいニュースを知って、昨夜は遅くまでいろんなニュースをチェックしてたみたいです。
でもVPNを持ってないので、肝心のBBCの最新情報が追えないと言ってきて、夜中、旦那にBBC情報を教えてくれと何回か連絡してきたんですって。
エリザベス女王のニュースと共に昨夜のいとこちゃんとのやりとりを私に話してきて、中国人のくせにイギリスにちょっと留学してたからってここまで王室ニュースに飛びつかなくてもいいのに、みたいなことをブツブツ言い出した旦那。
まあ、旦那の言わんとすることも解らなくはないけど、5年も向こうに住んでたんだから、それなりの想いを持つのは自然なことなんじゃないかしら?と私は思うんだけどね。
夜中に何度もメッセージが来て単にウザかっただけかも知れませんが、逝去のニュースは大きなニュースだとは思いつつも、そこまで噛み付くものじゃないっていうのが彼の認識だったのかも。
からの、夫のびっくり発言とは
どこの家庭もそうだと思いますが、朝はバタバタして忙しいので、実は旦那の話は半分くらいしか聞いてなくて、「あ、うん、知ってるよ、そうだったのね」みたいな簡単な返事しかしてなかったんですが、旦那のこの一言はカルチャーショック過ぎて一瞬思考が停止しました。
王室なんて人民の金で生活してる人たちでしょ?お金取られてる意識ないのかな?どうしてこんなに崇拝するのか理解に苦しむ。日本の皇室もそうだけど。
ですって。
人によっては怒りを買ってしまいそうな、ものすごい発言だなと思ってびっくりしたのですが、思えば、子どもの頃から国王や天皇などがいない国で生活している人から見れば、こういう考え方をするのも自然なことかも知れないですね。
私はこの発言を聞いて、やっぱり私とは育った環境が違うんだなというのを再認識し、中国人の新たな一面を見た思いがしました。
また、こう言われて、一瞬「!?」と怒りに似たような感情が沸きつつも、冷静に考えたら確かにそのとおりだなとも思えてきて、その場では何も言葉が返せませんでした。
国民1人あたりにしたら小さな金額かも知れませんが、国の制度とは言え、私たちの懐から強制的に王室、皇室に生活資金が渡っていることを思うと、確かに不思議な制度ではありますよね。
しかも国の象徴としてそれなりの品質が保たれているものをセレクトしているはずなので、モノ1つ1つの単価は決して安くないはず。
私は以前、小室圭さん眞子さん夫妻がどうしてここまでバッシングされるのかがよく理解できなかったのですが、今になって何となく解るような気がしてきました。
イギリス人のほとんどは生まれてからエリザベス女王しか知らない
エリザベス女王は26歳で即位し、96歳で逝去するまでその在位期間は70年にも及びました。

微信のある公式アカウントにエリザベス女王のまとめ記事が出ててそれを読んだのですが、イギリス人の一部はやはり王室に対して強い崇拝の心を持っていて、既にエリザベスロスに悲しむ国民が出ているとか出ていないとか。
「僕が生まれてからこの方、ずっとエリザベス女王だったんだ。急に国王が変わると言われても。。。」と心の整理がつかない様子を吐露したコメントも見られました。
日本の皇室と比べていいのかどうか判りませんが、なんだろ、昔、昭和天皇が逝去されたのに似たような感じなのかな?(当時私は中学生)
だったら私はなんとなく解らないでもないんだけど、これが我が中国人夫には理解が難しいところなのかも。
上に書いた旦那の反応は、彼だけのものなのか、他の中国人も同じこと思ってるかの検証はできてませんが、思わぬところから知った文化の違いでした。
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