子どもあれこれ

子どもの骨折で手術&入院した話 @上海 ② 骨端線骨折とは

2021-02-02

昨年末、学校での思わぬトラブルで右手親指を骨折してしまった上の子。

今日は骨折の詳細について書いておきます。

 

“骨骺”って何?

光華医院の先生と児童医院の再診時の先生(その後この先生が執刀)は、今回の骨折について明確に“骨骺”が損傷していると診断しました。

“骨骺”は日本語では「骨端」と言います。

日本のサイトのイラストを拝借しますと、この赤く色付けしてある部分が骨端で、成長期にはこの部分が成長して大人の骨格が形成されていくとのこと。

両医師からは、骨端は骨の成長に関わる大事な部分なので、ここが損傷するとその後の成長に障害を来すことがあり、うちの子の場合、親指の先端が小さいままになる可能性があると言われました。

 

お医者さんの話がかなり衝撃的だったので、日中双方のサイトで更に調べてみたところ、確かに予後が悪いと畸形を引き起こす可能性があると書いてあり、普通の骨折で時間が経過すればくっついて元に戻るものだとばかり思っていた自分の無知さと楽観さに言葉がありませんでした。

 

セカンドオピニオン @上海

とりあえず手術を終え、「成功しました」とは言われたものの、このお医者さんがいつまでも最悪の可能性の話ばかりするので、私も旦那も他の先生の話を聞きたいと思うようになりました。

旦那は麻酔科の医師をしている友人や、親戚の友人に外科の医師がいたのでその人にレントゲン写真を送って意見を聞いたり、学校に骨端線骨折をした子を持つ先生がいたのでその先生から骨科の専門家を紹介してもらって話を聞きに行ったりしました。

術後のレントゲン写真。針金が痛々しいです。。。

どの先生も予後が悪いと畸形の可能性があるという話はするのですが、術後のレントゲン写真を見る限り、手術でまっすぐに戻っていて良好であること、畸形になる可能性は高くないという先生が多く、少し安心しました。

執刀医は畸形の可能性が50%と、一番悲観的な診断をしています。

 

セカンドオピニオン @日本

私は日本の先生の意見を聞いてみたかったので、オンライン診療アプリやネット検索で見つけた病院のサイトで、こういうケースでオンライン診療が可能かどうかを問い合わせしてみました。

1件、親身に相談に乗ってくれそうなお返事を下さった病院があったのですが、医療コンサルタントに止められた旨の回答があって、結局日本の先生の意見を聞くことはできませんでした。

 

法律の規制で、海外在住の患者さん対応はできないことになっているんですって!

 

旧薬事法だと書いてありましたが、「旧」「薬」事法って、ウチの子は特に薬を処方して頂く必要はなく、日本の骨端線骨折の一般的な治療はどのような経緯で処置するのかとか、術後に注意すべきこととか、もし予後が悪かったときにどのように対処するのが良いのかを聞きたかっただけなのです。

しかも「旧」でしょ?今じゃないでしょ?

まあ、医療分野は内容によっては人の命に関わることなので仕方がないんですけれども、海外在住だからこそ日本の先生の見解を聞きたいことってあると思うんですよね。

 

以前中国から日本への健康診断ツアーがあったりしましたが、日本の医療に対する需要は結構高いと思うので、お医者さんたちの経営に寄与する意味も含め、もう少し規制のハードルを低くして、例えば私立の個人病院には門戸を開放するとか、お国のおエライさんたちが何らかの対応を考えて下さると嬉しいですね。

こんなところでつぶやいても仕方がないですが。。。

 

初診医師のクレームにはフタ

初診時の先生がすぐに手術との判断をしていたら、今頃どうなっていたのかなと思います。

少なくとも、大みそかを病院で過ごすことはなかっただろうな。。。

 

当初、執刀医が予後の悪いことばかり言うので、私も旦那もすごく落ち込んだし、怒りがなかなか収まりませんでしたが、時間、体力、精神的負担を考えて、初診の医師にクレームするのはやめることにしました。

 

他の先生の前向きな意見を聞いて少し落ち着きを取り戻したというのもありますが、クレームをしても子どもの骨折の事実が変わるわけではないし、病院から見舞金が出ることもないですし、第一、病院側は医師の非を絶対に認めないと思ったからです。

また友人などのツテを通じて診てくれた先生は、どの先生も初診医師の診断を否定しなかったんですね。

 

骨折は、場合によっては何もしなくても元に戻ることもあるし、放っておくしかない場合もあるし、昔はこういう骨折はほぼ放置で、指が曲がるのも仕方がなかったとも言われました(今のような医学的技術がなかったため)。

 

日本のサイトでも、骨端はレントゲンには写らないので診断が難しい骨端が本当に損傷しているかどうかは予後の経過を観ないと判らないとの論文もあり、医師を非を立証する材料が揃わないと思ったんです。

 

当たりどころが悪かった、ただそれだけ。

今はそう思うしかないと思っています。

 

現在術後の経過観察中

まもなく術後から1ヶ月を迎えるのですが、先日の検査では針金を抜くのはまだちょっと早いと言われて、1週間後に再再診することになりました。

術後から一度もガーゼを変えていないので、それだけ処置をすることに。

ガーゼ交換のときに傷口を見ましたが、親指から2本の針金が突き出しているという、何とも痛々しい姿でした。

早く針金を取って、手のリハビリを始めさせてあげたいなぁ。

 

利き手の負傷だったので、上学期の期末テストが受けられなくて、ケガの回復を待って補填試験することになってるんです。

今の感じだと冬休みの最終週に受けられるかどうかという経過状況なんですけど、本人がテストのことを結構気にしているので、いろんなことが早く穏便に済んでくれるといいなと思っています。

 

 

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  • この記事を書いた人

しゃんはいさくら

2004年~大連留学を経て、2005年~上海在住。 現在、夫、日中MIX子ども×2、義母の5人で生活してます。 会社でも家庭でも中国人に揉まれながら、のらりくらりとやってます。

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