【上海deアウトドア】これからが楽しみな新キャンプ場「小野(半岛)WILD PARK」

上海deアウトドア

  

こんにちは、しゃんはいさくらです。

 

【上海deアウトドア】シリーズでは上海及び周辺のアウトドア関連情報をお届けしています。

 

今日ご紹介するのは青浦区の淀山湖近くにあるキャンプ場「小野(半島)WILD PARK」です。

小野の本家は浙江省で避暑地として有名な莫干山と安吉にキャンプ場があります。

 

係の人の話では10月末のハロウィンに間に合うように整備しているとのことだったので、今は既に落ち着いていると思いますが、上海の小野は最近できたばかりでまだあちこちに改善の余地があります。

 

今日は10月上旬にキャンプしたときの様子をお伝えします。

 

スポンサーリンク

小野(半島)WILD PARK

半島の先端部でキャンプしました

 

住所:上海市青浦区金澤鎮商周公路988路

私が使っている地図アプリでは小野やWILD PARKという名称では検索できなくて、「金坞半岛」と打ち込んでナビしました。

 

湖のほとりにありますが、淀山湖本体ではなく、支流(と言っていいのか)沿いにあります。

我が家から高速道路で行った時は、一旦江蘇省に入り、そこから上海に戻るルートがナビゲーションされました。

※江蘇省でコロナ禍が再発すると行程コードにアスタリスクがついて面倒なことになる可能性があるので、気になる方はどの高速でどこのインターで降りるかも研究された方が良いと思います。

 

住んでる場所にもよりますが、上海市内から1時間半程度で行ける場所です。

 

予約方法:

微信で「Wild Park」で検索すると公式プログラムがヒットします。

上海だけでなく、浙江省にあるキャンプサイトもここで予約できます。

※記事投稿時、上海のキャンプ場は輸入博覧会対応で閉鎖中

 

なお、私たちが行った当時はまだキャンプ内の売店が整備されてませんでした。

周囲にお店がないので、食材とお水はしっかり持って行くことをオススメします。

 

スポンサーリンク

今回の流れ

こちらのキャンプ場は13時入場、12時撤収となります。

 

今回は旦那と私の2人キャンプで普段よりも多少身軽な感じでした。

荷物を車に積んで家を出たのが11時くらい、キャンプ場近くの田舎レストランで軽く食事をしてから現場入りしました。

 

このキャンプ場には足元オートサイトがないので、係の人がいる小屋の近くに車を停めてギアを運搬する必要があります。

砂利道で運搬にはちょっと体力を使いそうな感じです。

湖のほとりで景色が良い

 

ただ、私たちが行った時は、カスタマーの手違いで私たちが予約した場所がおばちゃん軍団に取られちゃってたので、代わりにサイトの近くに車を停めさせるよう強く交渉し、ギア運搬の体力温存に努めました。

 

普段よりも身軽とは言え、ウチの旦那は筋金入りのマキシマリスト

旦那と私しか人手がいないので、それなりに忙しい設営となりました。

 

しかも!!

 

あろうことか、旦那がペグを打ち込むハンマーを家に忘れてきたことが判明し、どうやってテント設営するんだ問題が勃発。涙

 

カスタマーに言えば借りれるとは思ったのですが、入場時にすったもんだして話をしたくなかったので、撤収を終えたキャンパーさんに声かけをして貸して頂くことに。

 

ここは芝が柔らかく、ペグ打ちがラクで早く設営できたので良かったですが、こんな大事なアイテムを忘れるなんて、車にずっと置いておけばいいのにね、まったく。

 

スポンサーリンク

設営まもなく小雨が降り始める

元々天気が崩れることは承知の上でキャンプを決行したのですが、テントを建ててからまもなくして雨の音がしてきました。

 

天気予報では夕方からの見込みだったのに、ティータイムでまったりしようとした頃には本格的な降りになってきて、テントの中だと雨の音がやたら大きく聞こえるから大雨に降られてる感じでした。

ティータイムを過ごしながら台所をどう設営しようか考えます

 

その後は降ったりやんだり。

10月ともなると夜間はそれなりに冷えてくるから焚き火をしようと思ってたのに、夜にはどうなることやら。

スマホを手に取っては天気アプリを立ち上げて、雨量予報とにらめっこしてました。

 

予報では夜の8時頃に雨が上がり、その後は降らない予想になってたので、雨が止んだ隙に焚き火に使えそうな枝を拾いに出かけました。

 

急遽決行したキャンプのせいか、実はいろんなモノを忘れてきちゃった私たち。

長い枝を切るためののこぎりも忘れてお隣さんに借りました。

細いのはバッティング練習の如く、太い木に枝をぶつけてカットしたり、足で踏んでテコにして折ったり。

枝濡れ防止に100円ショップのレジャーシートが役に立った!

 

まあ、でも臨機応変に対応しなきゃいけないシチュエーションが出てきた方が、思い出には残るよね。

なんだかんだで、今までのキャンプの中で一番キャンプらしいキャンプをしたのかも知れません。

 

そして降り続く雨

枝を拾い終えるのを待っていたかのように、また雨が降り出しました。

しかも、さっきよりも雨足が強くなった感じ。

 

ただ、今回のキャンプは大きなカマボコテントで臨んだので、風や雨がしっかりカバーできて、テント内は快適でした。

 

奥のインナーテントが見えるよう
かなり明るく加工した写真です

 

このタイプは就寝エリアと活動エリアがしっかり分けられるし、中にフックやハンガーをかけれる場所があるので、濡れたモノあっても脇にかけておけば大丈夫。

4人くらいまでなら別途タープを持って行かなくてもなんとかなるくらいの大きさがあって、オールマイティに使えて便利です。

 

キャンプ内施設あれこれ

雨模様ではありましたが、そうなることが最初からわかっていたので合羽を着て場内を散歩することに。

次回もしかしてまたこのキャンプ場を利用するとなった時に、場内を知っているのと知っていないのとでは準備するものが変わってくるので見学は大事です。

 

水回り

キャンプで一番キモとなるのが、水回りの利便性。

水場があるかないか、近いか遠いかで持ち物、心構え、段取りなどが全て変わってきます。

 

ここの水場は一部がまだ施工中ですが、シャワー、トイレ、水道が24時間使えて、お湯も出ます。

左:シャワールーム  右:トイレ
シンプルな作りで使い手側の工夫が必要

 

但しコンテナタイプの簡易シャワールームで冷暖房がないため、秋以降~春先までのシャワーはしんどいです。

また中が暗く、滑りやすそうに思いました。

ボディーソープやドライヤーの備え付けがなく、物を置いたり掛けたりする工夫が必要な感じなので、どうしてもシャワーに入りたい場合は防水対策も含めてしっかり準備して行きましょう。

 

宿泊エリア

テントがない方向けに宿泊エリアが設けられています。水辺に面した場所で景色が良いです。

ウッドデッキの上にあって就寝時の湿気に困りません

 

大人4人が寝れるくらいの大きさのテントがウッドデッキの上に据付られています。

テントの色が明るく朝は陽の光で目が覚めるかも知れません。

気になる方はアイマスクと耳栓持参がです。

 

お食事タイム

今回のキャンプメニューは水炊きにしました。

材料を鍋にぶっ込んで煮るだけで超簡単だし、冷蔵庫の残り物も一掃できて一石二鳥。

 

人数が多い時は別途大鍋を持参しなきゃいけないけど、鍋物はこれからの季節にぴったりなキャンプメニューです。

シンプルな味付けで柚子こしょうを添えて頂きました

 

2人くらいのキャンプではSOTOのナビゲータークックシステムがとても重宝します。

多目的に使えて便利 
※写真はオフィシャルサイトよりお借り
ナビゲーター クックシステム SOD-501 | SOTO | OutDoor Gear
このサイトは、新富士バーナーが、スタイリッシュで機能的な「道具」を通じて、季節やシーンに合わせて楽しむアウトドア・スタイルを提案しています。

 

 

旦那が満を持して購入した超ミニサイズのシェラカップで熱燗をば。

ゆったりまったりしたひと時を過ごしました。

 

念願の焚き火タイム 

雨は降ったりやんだりが続き、せっかく拾った薪が燃やせるか心配でしたが、午後11時を回ってやっと雨が上がったので、焚き火をすることに。

テントの中でずっと座ってて少し冷えてきたので、焚き火できて良かったです。

 

火に当たるとやっぱり暖かいし、炎を見ながらぼーっとするだけですごく癒されますしね。 

パチパチという音と炎に癒される

 

キャンプの醍醐味でもありますね。

 

おやすみタイム

夜中の12時も回り、そろそろ眠たくなってきました。

大勢でのキャンプならもう少し遅くまでおしゃべりしてたかもですが、旦那と2人なので特にワイワイすることもなく、周りのキャンパーさんも静かに自分の時間を過ごしている方ばかりだったので火の始末をして就寝することにしました。

 

我が家が新調したサバティカルアルニカには上にも書いたとおりインナーテントが付いてます。

1枚布が増えるだけで、防音性や遮光性が上がるのは前のキャンプでも感じてましたが、悪天候や秋冬~春先のキャンプでは特に重宝しそうです。

 

買ったときは高い買い物だなと思ったけど、意外とコスパは良いのかも。 

転売ヤー経由じゃなかったら、もっといい買い物だったのにな。

 

朝8時までぐっすり

インナーテントのおかげ、周りのキャンパーさんたちが静かなおかげで朝8時までぐっすり眠れました。

いつもは太陽の光や鶏の声や周りの人の声で6時くらいには起きちゃうから、8時まで寝られて満足度高し!↑↑

 

ご飯を炊き、目玉焼きとソーセージを焼き、お湯を沸かしてインスタント味噌汁をつくり、シンプルな朝ごはんに。

コーヒーももちろん欠かしません。

本当に静かで優雅な朝でした。

 

朝起きたのが遅めだったので片付けのことを考えるとあまり優雅に過ごしてもいられないんだけど、人数が少ない分「○○しなくちゃ」もないからすっごくラクでした。

 

欲を言えば、旦那が朝ごはんを全部準備してくれたらパラダイスなのだけど、彼は炊事を大の苦手としているので、彼に食事を作ってもらうことは既に諦めてます。。。

 

テント干しと撤収

前日は夜遅くまで雨が降ってたけど、この日は快晴。

日差しがちょっとキツめで風もあり、絶好のテント干し日和でした。

 

湿気の残ったまま片付けるとカビが生えやすくなるから、雨の日キャンプ後のテントの手入れは欠かせない作業。

元々別の日にテント干しに行くと言ってたけど、振替出勤の日で他のキャンパーさんが入って来なかったし、係の人にも急かされなかったので、このチャンスを逃すまいと、芝生の真ん中に荷物を移動してテントを天日干しすることにしました。

移動前のテント

 

この時既に12時を過ぎてて少しお腹が空いてたけど、あの時食事よりもテント干しを優先したのは正解でした。

テントの為に別の日を潰さずに済んだからね。

 

片付けて、ギアを積んで市内に戻ったのが15時半くらいだったかな、このまま夜まで食べないっていう手もあったけど、ちょっと寄り道すればラーメン屋さんの利通に行けるので、そこでラーメン食べてエネルギーチャージ♪

 

これからのキャンプは帰りに利通に行くのを定番にしようかな。

利通ならいつでも営業してるから安心だし。

それか現地でカップラーメンを食べてから出てくるっていう手もあるけど。

 

毎回のキャンプで撤収日の昼食がいつもネックになってて、片付けに追われて食べないまま戻ることがほとんどなのが気になってたんですよね。

13時入場、12時撤収っていう時間ルールのせいもあるんだけど、自分たちのプランを工夫しないと問題がいつまでも解決しないので、次回はキャンプに行く前に旦那に話をしてお腹すきすきで帰ってくることのないようにしたいです。

 

以上、新しいキャンプ場のご紹介兼我が家の2日間の記録でした!

皆さまの素敵なアウトドアライフにお役に立てれば幸いです。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました