こんにちは、しゃんはいさくらです。
しゃんさく.comでは、上海での生活をより豊かに楽しく過ごせるような情報をお届けしたく、【上海deコーヒー】と題しまして、上海でおいしくコーヒーを飲む方法や素敵カフェ情報を不定期でアップしています。
今日は、最近急速に店舗網を広げつつあるコーヒーチェーン「MANNER COFFEE」のご紹介です。
MANNER COFFEEとは?
MANNER COFFEEは2015年に上海の南陽路にオープンしたコーヒースタンドです。
コーヒー好きの御夫婦が立ち上げたお店で、オープン当初のお店の面積はなんと2㎡だったそう。
1号店は今も健在だそうで、オフィシャルサイトにはその写真が掲載されています。

投資会社からの融資を受ける
MANNER COFFEEは立ち上げから最初の3年間は自分たちのできる範囲でぼちぼちと経営されてたそうです。
その後2018年に8,000万人民元もの大型融資を受けると、瞬く間に店舗網を拡大し始め、現在は上海を中心に130店舗以上を抱えるまでに成長しました。

融資の歴史、出資者たちの比率の変化は当記事では触れませんが、これまでいくつもの“网红”ブランドを生み出している著名な投資家もMANNAER COFFEEに出資していたそうで、成長すべくして成長したような印象があります。
あるネットの記事で、MANNER COFFEEはブランディングや店舗網の拡大といった経営に関することは投資側に委ね、創業者はコーヒーの研究に注力したと書かれていたのですが、それが急速成長できた理由のような気がします。
投資側と創始者側がお互いの得意分野でしっかりと結果を出して相乗効果を生んだのではないかと。

まだまだ成長中なので、今後また変化があるかも知れませんが、足元、やる事なす事が全部当たっている感じです。
MANNER COFFEEは早い、安い、旨い!?
私が今日MANNER COFFEEを取り上げるのは、味と価格のバランスがとても優秀で、是非とも皆さんにも試して頂きたいと思ったからです。
例えば、アメリカーノはLサイズ(360ml)で15元なんですが、安かろう悪かろうではありません。
某コーヒーチェーンのようなコーヒー風味のお湯ではなく、ちゃんとしたコーヒーが頂けます(熱湯コーヒーなのがちょっと残念ですが)。
ざっと言ってお値段はスタバの半分程度、フラペチーノのような装飾コーヒーの取り扱いはありませんが、創始者のコーヒー研究を経て開発された季節限定メニューがあり、ラテ系のコーヒーがとてもおいしいです。

お店のメニューがとてもシンプルなので、コーヒーの作成に時間がかからず、待ち時間が少ない点も見逃せません。
席数が限られるorコーヒースタンドのみで席がそもそもないという理由もありますが、店内がお客さんでザワザワすることがなく、今まで10回くらい利用した中で、5分以上待ったことがないかも。

シンプルな内装で心地いいです。
環境保全にも力を入れていて、マイボトルでコーヒーを購入すると5元引きになるという嬉しいサービスもあります。
個人的にMANNER COFFEEがかなり気に入っているので、今後はボトル持参で利用しようと思っています。
子ども向けの飲料はありませんが、抹茶が大丈夫なお子様なら抹茶ラテがオススメです。

ちなみに、今はまだデリバリーまで手が伸びていないですが、最近美団系の資本が入ったので、デリバリーできる日もそう遠くないのではないかと思います。
呉江路店ではパンの販売も
たまたま呉江路を歩いていたらここにもMANNERが。

いつものお店と様子が違うなと思って中に入ってみたら、ここではパンの販売がありました。

これまで利用していて、パンの取り扱いがあるお店に入ったことがなかったのでとても新鮮に感じました。
翌日の朝ごはん用にいくつか購入して食べてみましたが、パンのコスパもなかなかだと思いました。
パン専門店には及ばなくともそれなりにおいしかったし、何より一桁の値段で買えるクロワッサンを久々に見た気がします。
全体的にパンの大きさがちょっと小ぶりですが、お値段とのバランスは取れていると思います。
日経新聞にも掲載
最近ちょっと忙しくしていて日経新聞を2週間くらい溜めてたのですが、6月25日付の日経新聞にこんな記事が掲載されていたんですね。

最近あちこちにMANNER COFFEEができてるなぁと思って気にはしてたんですが、若者には既に人気のカフェだったんですね。
この記事によると、中国のカフェ市場の成長はまだまだ続く見通しだとのことなので、今後はまた別のカフェチェーンが頭角を現すのかと思うととても楽しみです。
上海のコーヒーは日本のコーヒーに全然負けてない!
こんなふうにすら思う今日この頃。
皆さまも、是非ご賞味下さいませ。
では。
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