2019年9月12日にドラクエファン待望のスマホゲーム【ドラクエウォーク】がリリースされました。
小~中学生の頃にドラクエにハマってたドラクエ世代の私にとって、これは遊ばないわけにはいかないゲーム♪
ということで、上海在住の私はどこまで遊ぶことができるのか、ドラクエウォークを遊んでみた感想を報告したいと思います。
ドラクエウォークとは?
ドラクエウォーク(以下、DQウォーク)は、スマホの位置情報サービスを使って現実の世界をドラクエの世界に見立てて様々なクエスト(任務)をクリアしていくロールプレイングゲームです。
DQウォークアプリとマップアプリ、ヘルスケアアプリ(歩数)を連動させることで、日常生活の中で冒険ができる仕様になっています。
このゲームでは位置情報サービスの起動が必須になっています。

従って、私のように海外在住ですと必然的に現在地が海外になるため、日本の地図は再現されません。

位置ゲームと言えば、世界的に流行した『ポケモンGO』が有名ですが、このゲームを『ドラクエ版ポケモンGO』と言う人もいるようです。私はポケモンに興味がなく、ポケモンGOを遊んだことがないので何とも言えませんが、似たような仕様なんですかね?
ちなみに、ポケモンGOが世界各地でプレイできるのに対し、DQウォークは日本国内のみのリリースになっています。
上海でDQウォークはダウンロードできるか?
私のスペック、
スマホ : iPhone XR ( iOSは最新Ver.にしてます)
App Store : 日本アカウント
通信手段 : 会社のWi-Fi(中国電信)、中国移動のモバイル通信
VPN有無 : なし
で、
ゲームのダウンロードからプレイまで可能でした。
時折、途中で通信が切れることがありますが(これはゲームの問題ではなく中国のネットワーク事情によるものと推測)、主人公の登録などはスムーズにできました。私が使っているVPNサービスとの相性が悪いのか、VPNを使うと逆に通信がうまくいかないので、DQウォークを開く度にわざわざVPNを切って対応しています。
私が作ったキャラクターはこちら↓

初期職業は戦士です。
最初はひのきのぼうやら麻の服を装備していましたが、クエストをいくつかクリアしたらふくびき補助券がもらえたので、それで強い武器と防具を当てて今はこのような姿になっています。
上海でDQウォークを遊んでみて
まだ始めたばかりで手探り状態ではありますが、クエストを3つクリアした段階での感想を書いておきます。
目的地設定が思うようにできない
これは上海でこのゲームを遊ぶ上での最大のデメリットです。
日本で遊んだことがないので比べられないのですが、海外で遊ぶと目的地設定の際のこのようなメッセージが出てきます。

たぶん日本で遊んでいれば、各地の名所旧跡や遊びスポットなどが自然と目的地候補として出てくるんだと思うのですが、最初にも書いたようにこのゲームはあくまでも「日本向け」なので、海外では目的地候補が出てきません。
その際には「どこでも目的地」という機能を使って、自分で候補を作ることになります。
但し、この機能は1日に1回しか設定できないので、1日に1つしかクエストをクリアできないことになります。
「導きのつばさ」というアイテムを使えば1日に複数回目的地設定ができるのですが、どうもこれは気軽にGetできるアイテムではなさそうです。
従来のDQのように、自分が必要な時にどうぐやでキメラのつばさを買えばいい、というような簡便さではありません。

【追記1】
歩いたりバトルしたりすると貯まるDQウォークマイレージ500pで導きのつばさと交換できます。ログインプレゼントなどでもらえることもあります。
しばらく遊んでみて思ったのは、海外で遊ぶ場合は、導きのつばさをたくさん持っていても、あまり意味がないということ。
と言うのも、導きのつばさを使ってクエストをどんどん先に進めようと思っても、そのうちレベルとの整合性が合わなくなってくるからです。
後で触れていますが、海外では戦闘をにおいぶくろに頼らざるを得ないので、日本で遊ぶよりもレベルが上げにくいのではないかと思います。
このゲームはガツガツ遊ぶよりも、「ついでに」遊ぶのに合っているかも。
地図アプリで設定した位置と実際の位置に大きな乖離がある
これは日本でもそうなのでしょうか?
先週末のこと。あるクエストをクリアすべく、目的地を「上海高島屋」に設定しました。
その前の日に会社(郊外の不便な場所)を目的地にしていた時に、全く違うところに目的地が設定されて到達するのに苦労したので、誰もが知っている建物なら狂いはないだろうと思いルンルンでゲームを進めていたのです。
ところが、高島屋入口でアプリを開いたら、目的地まで486mもあると表示が出て膝ガックン。
自分の思った場所に目的地を設定するのが結構大変です。
地図でバッチリ目的地を設定したつもりでも、これまでの経験で言うと、平均で500mの乖離が出ています。
500mはちょっと大きいですよね。あぁ着いた!と思ったら、更に7分くらい歩かなきゃいけないんですもの。
しかも、先週末の目的地は高島屋から東に行った古北中央花園の敷地内に設定されてしまっていました。
警備がしっかりしていて入れる雰囲気になかったので諦めかけたところ、工事現場のところでギリギリ目的地をタップできて、なんとかクリアできました。

敵が出ない
日本でもそうなのか、海外で遊んでるからそうなのか、歩いている途中に全く敵に出会いません。
敵と戦えるのは目的地付近のみです。

これじゃ、レベルが上がらないわ~
一応、「においぶくろ」というアイテムを使うと5分間敵に会いやすくなるので、それでレベル上げしましたが、このアイテムも気軽に手に入るアイテムじゃないです。
どこで買えるんだろう?
DQは戦ってレベル上げるのがゲームの面白さの1つだと思っている私にとっては、今一番欲しいアイテムかも知れません。
【追記2】
においぶくろはログインプレゼントやクエストをクリアすることで手に入ります。
また50ジェムで上級においぶくろ(20分敵に出会える)が買えるので、最近は上級においぶくろを使うことが多いです。ジェムはクエストをクリアしたり、モンスターを倒して図鑑に登録された時などにもらえます。
ジェムは課金して買うことができます。
かいふくスポットがない
海外だからだと思うのですが、今まで一度もかいふくスポットが出てきたことがありません。なので、クエストにある「かいふくスポットに触れる」がクリアできません。
ただ、DQウォークの良いところは、時間の経過に従ってHPとMPが回復してくれるところ。

なので、今まで一度もやくそうを使ったことがありません。
【追記3】
やくそうやまほうのせいすいなどのアイテムの所持上限数は10までです(せかいじゅの若葉は5こまで)。
こまめに使わないともらえるべきものがもらえなかったりするので、道具は都度使うのが良さそうです。
ゴールドの使い道が少ない
これまでのDQと違って、DQウォークは結構簡単にゴールドが貯まりますが、使い道に困ってます。
従来のだと頑張って敵を倒して、ゴールドを集めて強い武器を買うというスタイルだったのですが、DQウォークではゴールドで買えるアイテムはこれだけ。

ゴールドの価値がまだよく理解できてません。
【追記4】
DQウォークでは武器や防具を「強化する」ことが非常に大事です。
ジェムを集めると引けるふくびきで装備が手に入るのですが、強化したり限界突破して攻撃力と防御力を上げないと冒険の後半がしんどいです。強化することで使えるようになる便利スキルもあるので、強化は必須です。
で、その強化に必要なのがゴールドです。たくさん強化すると万単位のゴールドが一気になくなるので、ゴールドは非常に大事です!
私は、レベル上げも含めてゴールド獲得クエストを毎日リピってます。
なお、ふくびきでもらえるアイテムはゲームの初期段階ではかなり重宝するレベルの高いものがもらえます。一部期間限定のふくびきがあるので、プレイを考えている人は早めに試してみるといいですよ。

以上、ドラクエウォーク@上海/中国レポでした!
現時点で3章の8話まできました。きようさを高めたくて戦士と武闘家を転職させたので、最近はレベル上げに専念しているところです。
まだこれからいろんな障害が待ち受けていることと思いますが、遊べるところまで頑張ってみたいと思います。
最後に一言。
ニホンデアソビタイ!
※10月31日追記
試練の扉
10月半ばから開催されていた「試練の扉」というイベントクエスト、残念ながら上海では試練の扉が出てきませんでした。
おかげで歩数達成でGetできるはずのアイテムが上限オーバーでもらえない事態に。

次のイベントは海外でも遊べるクエストだといいなぁ。。。
成都にて
先日成都に数日出張していて、空いた時間を使ってDQウォークを楽しもうと思っていたのですが、不思議な現象が起こりました。

上海では目的地付近にモンスターが登場して戦えていたのに、成都ではモンスターが一瞬出ただけで消えてしまったのです。
ある情報では、国によっては目的地付近のモンスターが消えてしまう場所があるとのことだったのですが、上海と成都は同じ国なのに不思議。あれは何だったんだろう?
ちなみに「においぶくろ」は上海でも成都でも使えました。
一部海外ではにおいぶくろを使っても敵が出てこない国があるそうで、そうなるとさすがに先に進められないのでこのゲームで遊ぶのを諦めざるを得ないですよね。
中国はどうかこのままの状態でぼちぼちとクエストが進められますように。
※2020年3月26日追記
ドラクエウォークはリリースから半年を経て、ハーフアニバーサリーイベントを開催するに至りました!
私はリリース後まもなく遊び始めてまして、この半年間、上海でプレイした感想を別記事にてまとめています。これから海外で遊び始める方の参考になれば。