前回は資産の引き継ぎに必要な情報をメインに、コクヨ製の「もしもの時に役立つノート」に沿って私の記入状況を紹介しました。
今日はその続きです。
自分しか知らないであろう情報をスムーズに家族に引き継ぐために、是非エンディングノートを活用しましょう。
私が購入したエンディングノートはこちらです↓
気になること
携帯電話、パソコン、WebサイトID

今の時代、多くの方が個人情報をスマホやパソコンにインプットしていると思います。
このページの記入はすごく大事だと思ったので、書けるところは全て記入しておきました。
前回の終わりの方にチラッと書きましたが、このノートだけではデジタル関連の情報引き継ぎが不足する恐れがあります。
私は元々使っていたパスワード用の手帳を元に、もう1冊デジタル専用のメモ帳を作りました。
このノートは比較的高齢の方をターゲットに作られたものなんですかね?中身がアナログで、携帯とパソコン関連の情報を書く欄が少なすぎます(しつこい)。
スマホは、特にSNSなどは家族に見られたくない内容もありますが、金銭管理の観点から考えると、やはりある程度の情報を残しておくと良いと思います。

どなたかが、エンディングノートの替わりになるようなアプリを開発してくださるといいのですが。
そのアプリを入れると、スマホ内の情報が一括管理できるようなるとか…って、セキュリティー的に難しそうですけども。
宝物
何かのコレクターさんにとっては大事な内容ですね。
売って下さい、処分して下さい、○○さんにあげて下さいなど、自分の想いを書くと良いと思います。
私が集めているモノは、敢えて言えばフクロウグッズがそうですが、私の希望は
全て好きなように処分して下さい
なので、そのように記載しました。
生活のこと
この欄、今のところ書く内容があまり浮かばず。
ノートの参考例としては、お金の管理、衣類の管理、食事、学校、組合、町内会、習い事のことなどとありましたが、我が家は私が管理しているモノは銀行の通帳ぐらいなもので、その場所は旦那が知っているし、その他子どもの医療カードなどは普段から置いてある場所を情報共有しているので割愛しました。
日本で典型的な、パパは朝から晩までお仕事で忙しく、ママが専業主婦で家のことを一手に引き受けているというご家庭なら、奥さんの立場の人はここに書くことはきっといっぱいあるんでしょうね。
家族・親族
家族・親族一覧
私は日本の家族、親族と、中国の家族について記入しました。
母が読むことを想定するなら中国の親族も書いた方がいいのかも知れませんが、人数が多いし、名前を知らない親族もいるので書くのをやめました。
書いてて思ったのは、この情報の重要性や如何に!?ということ。
親族の情報よりも上で書いたスマホの事細かな情報の方が、よっぽど引き継ぎに必要な気がしますけど、それは私だけでしょうか?
我が家が親戚たちと疎遠過ぎるのかな?
冠婚葬祭
家族、親族、大切な人の冠婚葬祭について記録しておくページです。○○さんの結婚式出席、祝儀○○円などと記録しておくと良いようです。
ただ、私にとってはこのページに書くことがありませんでした。
日本のいとこの結婚式には参加せず、おじさんの葬儀の時も帰国しなかったですし、中国は中国で最近結婚した人がいないし、義母側のおじさんが亡くなったけど、こういうお金は全て旦那が管理していて私はノータッチなので。
あー、ますます思った、旦那のエンディングノートの必要性。
私、中国で取り残されたら、ホント、何も判らないわ。。。
友人・知人
友人・知人一覧
友人、知人の連絡先をまとめるページです。
ここでも思った、これは果たして残しておく必要のある情報なのかと。
私が冷めているのでしょうか?
私、もし今亡くなったとしても、それを伝えて欲しいと思う友人、知人がいないんですよね。
死んだら死んだで、そのままフェードアウトすればいいと思っていて。
日本の友人たちだって、中国で私が死んだという情報を受け取ったところで、弔電でも打つの?中国に?言葉も通じないのにどうやって?
中国の友人たちだって、死んだら葬儀に呼ぶのかと聞かれると、答えられない。
っていうか、その前に私、
葬儀してもらわなくていいし。
一応、昔使ってた手帳には日本の友人情報があり、微信を見れば中国の友人情報が解るようになっているので、手帳の場所と、微信見てくれと書いておきましたが。
この項目、必要以上にページが割かれているように感じました。
だったらスマホ、パソコン情報にもっとページを割いて欲しかったー!(ホント、しつこくてスミマセン)
いつ監修されたものか判りませんが、ノートの再編集を考えた方がいいかもですよ、コクヨさん。
以上、ここまででノートの半分くらいに達しました。
また次回続きを書きますね。
では。
