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第十期中国花卉博覧会に行ってきた

 

こんにちは!

現在、上海の離島である崇明島で花卉博覧会が開催されているのをご存知ですか?

今日は半強制で訪問した花博レポをお届けします。

第十期中国花卉博覧会

開催期間

2021年5月21日~7月2日の朝9時から夜9時まで

(屋内展示館は夜7時まで)

 

開催場所

上海・崇明島 東平国家森林公園とその北側が会場です。

園内地図。オフィシャルサイトからダウンロードできます

 

北側が花博のために作ったエリアで花や建物があるメイン会場となっています。

南側は従来の東平国家森林公園を少し弄って作った会場です。

とても広いので、泊まりでもない限り1日で北も南も廻るのはムリです。

1日で廻る場合は北側エリアだけを見て回るのをオススメします。

(移動時間を考慮すると北側だけに絞ってもたぶん1日では全部見れないです)

 

交通

市内から何本か直通バスが出ています。要予約で片道20元です。

詳細はオフィシャルサイトを確認してね

 

このバスに乗れば北P1というメインの入口から入場できます。

 

私は会社が出した観光バスで行き、北P3から入場しました。

黄色で○をつけたのがP3駐車場。復興館に一番近いです。

 

ガイドさんの話では、駐車場は事前登録制でP3に停めれたのは運がいい方、P4やP5だと入口まで20分くらい歩くと言ってました。

 

入場料

私は会社のイベントで行っているので詳しくは判りませんが、オフィシャルサイトのQ&Aに掲載されていた入場料は下記のとおりです。

平日一般 120元 (平日2連チケット180元) 

平日学生(7~18歳)及び60歳以上 80元

指定日一般 180元

※指定日はたぶん土日や祝祭日のことです。

 

指定のQRコードからチケットを購入します。

会社の話では入場は実名登録制になっているとのこと。

事前登録のためにパスポート番号と氏名を会社に伝えてあったのですが、入場の際にパスポートを見せたら、係の人がオンラインで情報を照合してました。

中国人は身分証をスキャンすれば入れるようになってました。

 

詳細はオフィシャルサイトをご参考下さい。

https://flowerexpo2021.shcm.gov.cn/html/open.shtml

 

展示の数々

この日は主に企業展示エリア、国際展示エリアを参観しました。地図で黄色い○で囲った部分です。

小さく見えて実は結構歩く

企業展示エリア

上海の有力企業を募り(実は半強制)、各企業の特色ある展示が参観できます。

中国中鉄

コンセプトはよくわからないけど鉄道だというのは判る

 

上海建工

雲の下に渦ができている

 

花の展示よりも雲と渦潮に目がいっちゃうやつ。笑

 

上海ディズニー

さすがディズニー!と思わせる圧巻の展示。

花と建物をバランスよく使ったディズニーの展示

 

これにかかった費用は1,000万元だとかいう噂。ホントかな?

 

その他上海汽車や宝山鋼鉄などの上海にある国有企業の展示がありました。

 

デザイナー展示エリア

もはや誰の作品かも覚えていない展示の数々。ちゃんと名前の部分も撮っておくんだったorz...

ヨーロッパのデザイナーさんだったと思う

 

こちらは確か日本のデザイナーさんの作品。

ミラーを使ったデザイン

 

温室を使った展示もありました

 

もう少し庭の中に入れて身近に見れると良かったんですけど、そうではなかったので適当に撮って素通りしました。

 

専門家展示エリア

サカタのタネ

見てて、いかにも日本の会社らしいなぁと感じました。こじんまりとまとまってる感じ。

上海上房園芸

数ある園芸関係企業の中で、展示が一番まとまっているというか、訴えてくるものがあると感じたのはこの会社さんの展示でした。

お庭の提案をしているように感じました

 

企業ではないですが、上海の花木エリアからの出展もありました。

ブース内にクマが3匹とのことですが、あと1匹が見つからず。。。

 

その他にもそれぞれの特徴が感じられる展示がありましたが、花博の難しいところは何と言っても生き物である植物たちの管理

たぶん上海のじめっとした蒸し暑い気候では、お花ちゃんたちが苦しかったんでしょう、枯れて無残な姿になっている場所もチラホラ。

でもガイドさんの話では、開園以降一度大きな規模で整備をしてて、一部の植物は植え替えされているとのこと。

これからもっと暑くなるけど、7月まで持つのかな?それともまた植え替えするのかな?

 

復興館

行った日が超暑い日だったら、館内の展示に絞って見るのもオススメです。

少なくとも屋外のようにくたびれて枯れている植物はないと思います。

黄色い丸印部分が復興館。左からC館A館B館D館です

復興館はA~Dの4つのブースに分かれていて、Aは北京とその周辺省、Bは上海とその周辺省、Cは東北と中国の外回りの省(ウイグルとか内モンゴルとか)、Dは華南地区の特徴ある植物を見ることができます。

 

このうち、Aは北京の展示が超人気なのだそうで、かなりの人が並んでいたので入るのをやめました。

次に並んでいた人が多かったのはBのブース、Dも結構並んでてちょっとびっくりでした。

私たちは全く人が並んでなかったCブースだけ観て回りました。

どうしてCに誰も並んでなかったのか不思議ですが、それなりに面白い展示でしたよ。

ってことはAもBもDもそれより上ってことなのかな?

 

Cブースの展示数々

花博だからなのか、開花からの生命が長い胡蝶蘭の展示が多く見られました。

今チラッと調べたら、胡蝶蘭は亜熱帯地域で生息する植物で、寒さに弱いとのことでしたが、黒竜江省は数種類の胡蝶蘭を展示してました。

交配によっていろんな色の花ができるらしいのでたぶんそれを誇張したかった。。。あらやだ、自然にダジャレが出てしまいましたわ!笑

 

天女がバンザイしているように見えなくもない!?

 

それにしても不思議な花だこと。

何がどう進化してこんな形になったんでしょうね?

 

新疆。

ここの紫陽花は枯れてませんでした

中華民族はひとつの家族ってか。。。

 

雲南は中国で一番生花を生産しているエリアなんですね。

こういうお勉強もできる

カーネーションがたくさん展示してあって(なぜか写真がない!)、上海で売られているお花も雲南から来てるものが少なくなさそうですね。

 

入場者数を達成するために上海市民を総動員!?

ところで皆さん、上海で花博が開かれる予定だったことをご存知でしたか?

普段微信の上海発布などでニュースを読んでるつもりだった私ですが、実は花博のことを最近まで知りませんでした。

私みたいな人は実は多いのではないかと思っていて、何が言いたいかというと、そんな知名度のない博覧会をあんな辺鄙なところでやって、人、入るの!?って思ったんです。

 

しかも中国のこの手のイベントはこれまでの歴史を塗り替えることを使命としているので、中国で一番経済が発展している上海市としては、入場者数や売上高などの数字を記録更新しなければメンツが立たない!

 

でも大丈夫。

中国の組織はその気になったらあらゆる手段を使って成功に導きます。

コロナ然り、花博も然りです。

 

ちなみに入場者数の記録更新は間違いないでしょう。

5月31日時点ののべ入場者数が既に99.7万人に上ったそうですが、百度百科で明確な数字が出ている第六期の133.59万人突破はこの記事をアップする数日後には達成できると思います。

我々国有企業社員や政府機関の人たちがしっかりとその力を発揮したので。(*^^)v

 

・春の遠足にて

我が家の居住区では、公立校の5年生と7年生を対象に、急遽春の遠足が組まれて花博に行ってました。

子どもが通う学校を例にとると、2学年でざっと400人が参観に行きました。上海にいくつの学校があるのか知りませんが、学生だけでかなりの人数が稼げますね。

 

・会社のイベントにて

私が勤める会社の兄弟会社が、あるブースで展示を作らされたそうで、それを見に行くために会社でイベントが組まれました。

ウチの会社はグループを全部合わせたらウン万人の社員がいるので、入場者数のカウントに一定の貢献度があるはず。

旅行費用はもちろん会社負担なので、ウチの親会社はこのイベントのためにものすごいお金を使っていることになります。

しかもそれはウチの会社だけではないはずで、他の展示企業はもちろん、上海にある各機関・国有企業の多くが花博を参観していると思う(微信のモーメンツを見てるとそう感じる)ので、上海に籍を置く大手企業はこのイベントをバックアップして(させられて)います。

 

投資する立場から冷静に見てみると。。。

中国(党)がやっていること、やらせていること、各社の業績、配当その他を自社の状況も含めて冷静に見てみると、中国の国有企業は自社と関係がないところにかなりの資金を注ぎ込んでるんだなぁと改めて思いました。

崇明島の経済発展、雇用創出、コロナで大打撃をくらった旅行業界の復興などを考えれば、潤っている企業の財力を使ってこういうイベントを成功させようとするのも理解できなくはないですが、株主に還元されるべき資金が他に流れてることは否めず、少し残念に思いました。

 

この博覧会、実際に身銭を切って来てる人が果たしてどれくらいいるのかしら?

少なくとも、私くらいの働き盛り世代は基本的に会社や所属機関のお金で行ってると思うし、学生たちも今学期は「活動費」という名目のお金を徴収されていないので、市や区がお金を出していると思います。

会場ではグループで来ている定年リタイア組をたくさん見かけましたが、もし彼らも近所の社区や元の所属機関を通じて訪問しているのだとしたら、本当に自分でお金を払って参観に行ってる人は極少数だということになります。

 

そんな状況で記録更新したところでどうなの?と思いますが、これが中国。

 

あ~ぁ、こんな体制がいつまで続くんだろ!?

おしまい。

 

 

 

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  • この記事を書いた人

しゃんはいさくら

2004年~大連留学を経て、2005年~上海在住。 現在、夫、日中MIX子ども×2、義母の5人で生活してます。 会社でも家庭でも中国人に揉まれながら、のらりくらりとやってます。

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