こんにちは、しゃんはいさくらです。
世の中の大多数の人を敵に回すのであまり公言してませんが、私は大の薬嫌いです。
今となっては何がきっかけだったのかうろ覚えですが、たぶん医薬業界の闇の話を聞いてからいろいろなことが信じられなくなって、予防医学だとか養生だとかそもそも体調不良にさせない生活の仕方に興味が沸くようになったと思います。
こんな話を書いても誰も振り向かないとは思いますが、コロナ禍を経て(今も継続中ですが)、改めてワクチン接種や薬との向き合い方に思うことがあったので、自分の考えを書いておきます。
耳、鼻系が弱かった私
私は子どもの頃から耳が悪く、幼少期の難聴発覚を期に足掛け20年くらい耳鼻咽喉科のお世話になっていました。
保育園の頃には既に定期的に通っていた記憶があり、小学校1年の時には扁桃腺切除の手術を受けています。

私が覚えている限りでは耳には「滲出性中耳炎」という病名が付いていて、鼓膜の定期観察と鼻のネブライザーをしに耳鼻科に行ってました。ネブライザーをしてたってことはたぶん鼻炎を併発してたと思います。
調子が良い時は2週に一度、急性中耳炎を起こした時は鼓膜切開や針を刺して膿や水を抜いてたので、その時は頻度を上げて通ってて結構な負担だった覚えがあります。
学校生活に影響が出たことも1度や2度ではなく、耳鼻の不調を通じた良くない思い出の方が多い子ども時代でした。
高校、大学時代はしばらく落ち着いてたのですが、社会人になってから再び中耳炎を繰り返すようになりました。
耳が悪いことの根本原因は鼻が悪いことだと言われ(慢性副鼻腔炎+鼻にポリープがあるらしい)、鼻炎が悪さをしないようにクラリスっていう薬を何年も継続して飲んでたと思います。
日本にいた頃はあれだけ耳鼻科のお世話になっていた私ですが、中国に来てからは耳鼻科に定期通院はしていません。
出産を期に体質が変わると言うけど、そのせいなのか、それとも中国に来てストレスフリーの生活を謳歌しているからなのかよく判りませんが、中国に来てから耳鼻科系の不調が減ったからです。
またこちらの耳鼻咽喉科の診療は日本とは大きく異なるところがあり、余計に耳鼻科に行かなくなりました。
あの最悪な空気の中、副鼻腔炎になってしまった駐在さんは少なくなかったと聞きます。
私も過去の経緯があるので鼻炎や副鼻腔炎の再発をすごく心配してたのですが、私の耳も鼻も悪さを起こしませんでした。
今になって思うのは、あの長期間の通院と投薬は一体何だったのかということ。
当時はお医者さんに言われるがまま、耳が聴こえなくなったら大変なので素直に従ってましたが、特に社会人になってから3年間通ってた某耳鼻咽喉科医院には思うことがたくさんあり、過剰な検査、過剰な診療、過剰な投薬をさせられていたのではないかと疑っています。
だって人事異動を期に別の病院に行ったら、聴力検査で「普通の人より聴こえてますよ」と言われ、鼻炎も「慢性化してますけど発作が起きたときに来ればいい」とのことで、「通院不要です」と言われたのですから。
子どもと大人は違う、時を経て治療トレンドが変わったetc…いろんな要素が絡んでのこととは思いますが、言うことが全然違うことに驚いたのでした。
子どもながらに気づいた「私ってワクチン合わないんじゃね?」
私の記憶が正しければ、小学校、中学校の時に、毎年冬になると2回、学校でインフルエンザワクチンの集団接種をしてたと思います。
強制ではなかったですが、皆当たり前のように打ってたし、周りが打ってるから私も打つ的な感覚で、疑問に思うことなく接種してました。
でもですね、中学生になった時、あることに気づいてしまったんです。
インフルエンザのワクチンを打つ
↓
ひどい鼻詰まりになる
↓
急性中耳炎になり鼓膜切開する
↓
せっかく良くなりかけた耳の治療がまたふりだしに戻る
という、自分のカラダに起きている法則的現象。
母も気づいてたはずなんですが、たぶん「ワクチンは打って然るべきもの」と思ってて、接種をやめさせようという考えに至らなかったんでしょうね。
どういう言葉で言ったのかは覚えてませんが、自分から母に談判して「打たなくていい」と許可をもらったことは覚えていて、以降、ワクチンをきっかけにした中耳炎は起こさなかったと思います。
で、以上のような経緯があるので、私はコロナワクチンに対してもかなり嫌疑的な姿勢を持っていて、今まで1度も打ってません。
インフルとコロナは別物ではありますが、コロナワクチンを打って自分にどんな反応が出るか判らないのと、余分な化学物資をカラダに入れたくないという気持ちが強いからです。
何かをするのにワクチン接種が必須だとのルールがない限りは、打つつもりはありません。
中国産だろうとアメリカ産だろうと、効く人には効くし、合わない人には合わない。
それが私の薬やワクチンに対する考え方。

また、足元の周囲の感染状況から見るに、コロナワクチンはいつ打っても、打っても打たなくてもそんなに大差ないというのが個人的な所感です。
打っても罹患するし、症状が重い人もいる。
打ってなくても感染しない人もいる。
正に「人による」のが現実。
だから私は打たない。
でも、ワクチンを信じている人は「ワクチンを打ったから軽かった」と思うんでしょうね。
本当にそうなんでしょうか?
義母は3回接種してますが、しっかり陽性になったし、辿った経過はワクチンを打ってない私と似たような状況だったし、彼女も今でも咳が出ています。
3回目を接種して2週間が経過した頃に感染した友人は、「周りと比べて自分の症状は重かった」と言ってます。
周りの人の話を聞けば聞くほど、ワクチンの有効性がよく判らず、症状の出方は本当に「人による」のです。
ちなみに日本にいる両親はまもなく4回目を打とうかというところ。
母は私にしきりに接種を勧めてきますが、昔のインフルワクチンの件を忘れちゃったのかな?
ワクチン打たないと一時帰国できないよと言われたけど、いやいや今はワクチン証明書じゃダメでPCRの陰性証明が必須だからさ。
そう言えばちょっと前ですが、昨年12月25日の新聞記事にこんな内容がありました。
中国で新型コロナウイルスの感染者が急増し、医療体制が逼迫している。
病院は人手不足が深刻で、病床や医薬品も足りない。中略 中国政府は外国製ワクチン受け入れに消極的で、内外から懸念が高まる。
12月25日付日本経済新聞アジア版より
なんで外国製ワクチン受け入れに消極的だと懸念が高まるんでしょうね?
中国製は打ってもあまり効果が顕著でないというのはまだ理解できるとして、では日本は?アメリカは?
こういう文言を見ると、どれだけ多くの人がワクチンとそれを取り巻く財界、業界に洗脳されてるのかって思っちゃいます。
西側諸国の感染状況、死亡者数を見たら、こういう記事にはならないと思うのですが、違いますか?
発熱したら何度で薬を飲むのか
これ、家族の中でしょっちゅう言い合いになる話。
ちょっとの不調でも薬を飲む夫や義母と、薬が嫌いで寝て治したいタイプの妻。
正反対だから合わなくて当然なんですが、薬の好き嫌いは置いておいて、私は、薬は「正しく」「適時適量」で付き合うべしと思ってます。
今回の中国でのコロナ流行を受け、ある公式アカウントから出ていた在宅療養の参考情報では、体温が38.5℃以下の場合は解熱剤を飲む必要がないと明記されてました。
国務院の在宅ガイダンスでも、解熱剤を服用しても3日間38.5℃を下らない場合に医療機関での診療を勧めており、私は熱が出たからといって安易に解熱剤を飲むべきではないと考えています。
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ただ「心地良さ」を与えるだけ。
宣伝やパッケージを見て誤解されませんよう
人によって発熱に対する耐性が異なるとは思うものの、脳への影響を考えると子どもなら尚更、解熱剤の服用には慎重になるべきです。
37℃台後半や、38.2℃とかで解熱剤を飲む人の考えが私には理解できません(Twitterで見かけて不思議に思ったと別記事にも書きました)。
今回のコロナウイルスによる体調不良を経て、旦那と義母は私の予想どおり薬に頼っていました。
旦那は家にある数種類の薬を日ごとに飲み比べて、一番効果がある薬を絞るという奇行に。
私は39.2℃までは数字で確認しましたが、薬を飲んで楽になりたいというよりも、とにかく早く寝たい気持ちが強かったです。
旦那だったらたぶん薬飲んで寝たと思うのですが、私は変に汗をかいて着替えに起きるのがイヤなのでそのまま就寝しました。
旦那は最近になって私の薬嫌いをやっと理解してくれたので無理強いしませんが、昔だったら「薬飲んで寝ろ」「薬飲まない」の言い合いになってたと思います。
さて、ここで読者の皆さまに質問。
高熱でも薬を飲まない私の頭がおかしいですか?
それとも熱で脳がヤられる前に、とりあえず薬を飲むのが正しいですか?
私が旦那の患者対応で理解できないのは、夜中に寝ているのを起こしてまで熱を計って熱が高かったら薬を飲ませること。
ウチの子たちはもう15歳と12歳で、熱が高くて辛い、いつもと違う、ヤバいと思ったらちゃんと訴えてくるんですよ。
熱が高くても本人は異常を訴えずぐっすり寝ているのに、それを起こす意味とは?
発熱っていうのは、カラダが熱を出しながらウイルスや細菌と戦う過程だと思うんですが、薬を飲んだらその戦いを放棄することになりませんか?
せっかく自己免疫が働いて戦っているのに、それをやめさせる意味とは?
高熱で薬を飲まないとヤバい体温って果たして何度なのか。
情報がありすぎて、何が正しく、何が自分に合ってるのかを探すのが難しいです。。。
最後に
熱の件は表題とちょっとズレた話になっちゃいましたが、以上、自分の事例を交えて薬に対する疑問を投げかけさせて頂きました。
今日の話は中国に限ったことではなく、日本でもどこの国でも共通して言えることだと思います。
薬に対する向き合い方、世の中の常識を見直すきっかけにして頂ければ幸いです。
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