上海生活あれこれ

自動車展示販売会でクルマに心を奪われるの巻

2019-12-05

 

人との出会いが何かの縁なら、クルマに出会うのもきっと縁。

先日、旦那が、微信でふと目にしたある自動車販売会の広告を何げなくタップ→展示会のチケットGet→現地へ赴く→新車購入欲が一気に高まる、という危険な過程を踏んでしまいました。

ふと目にした広告の商品をいいなと思ってネットや店舗ですぐさまお買い上げするのはいいのですが、それは服や雑貨など数千円規模のモノに限った話。これが数百万円もするクルマともなると、そんな簡単に買うのを決められては困ります!!

家のことは放ったらかしでスマホと睨めっこしては車の調査に余念がない旦那と、その衝動的な購買欲を制するのに必死になっている私。

さて、旦那はどのクルマに心を奪われてしまったのでしょうか?さくら家は果たしてクルマを買うことになるのでしょうか!?

“团车节”というクルマの団体購入イベント

私のこれまでの認識では、团购(団購/1つのモノを複数名で買うことでオトクに買える購入方法)はてっきり、果物とか化粧品とか食品とか、非耐久消耗品を購入するときに使う言い方だと思ってました。

でも違うんですね。この言葉を純粋に見れば確かに何に当てはめてもOK。でもまさかクルマの“团购”があるとは思いませんでした。

なんか、中国人の恐ろしい購買力を見せつけられた感っていうか、すごいな。

で、行ってきたのがこのイベント

「新車団購節」

団購とは書いてあるけど、ただの新車展示販売会という感じでした。いろんなメーカーのクルマが一挙に見れるという点でお店をハシゴしなくても良いというメリットがありますね。

参戦してたのはこちらのメーカーさんたち。

民族系を中心に、日系、欧系、米系などの合資メーカーも満遍なくといったところでした。

 

電気自動車押しの民族系

民族系ではやっぱり電気自動車が多かったですね。

去年は確か環境保全優遇があって新エネルギー車の販売が右肩上がりだったはず。それで今まで聞いたこともないようなメーカーが次々と出てきて、外観的にもなかなかな仕上がりのクルマがお目見えするようになりました。

お値段8.68万元(日本円で約135万円)です

ただーし!

純電動自動車はどうしても充電問題があるのでね、会社のリンダオが言ってたけど、電気自動車は短距離走行向け、特に公共交通に有利な自動車であって、長距離走る頻度が多い人はこれからの時代はやっぱりハイブリッドだと思う、その点日本はハイブリッドの技術が成熟してるから、これからも中国のマーケットを引っ張っていくねって言ってました。

確かに、中国は都市間の移動手段で自家用車を選択する人も増えてきているので、長距離需要は日本よりもありそうですよね。

 

我が家の条件

我が家が今乗ってるクルマは2011年に買ったマツダのプレマシーです。下の子が生まれ、これまで家族大人4人+幼児だった上の子でなんとかゴネて乗せてもらえたタクシーも、大人4人+乳幼児2人ではさすがに乗車拒否を受けるように。2台で移動するのが大変(当時はDIDIなんてないし)だったので、思い切ってクルマを買おうということになり、7人乗りを大条件にいろいろ探してて見つけたのがこのクルマでした。

当時は今ほど車種も豊富ではなく、7人乗りと言えば、ビュイックのGL8とかホンダオデッセイとか選択肢に限りがあった時代。

7人乗りだとどうしても排気量や車体が大きくなるので高くなるけど、予算も抑えたいという希望の中、この車は日本生産で輸入車なのに車体価格が20万元以下でしかも家族が1台で乗れるという一番大事な条件をクリアしてたので、他に迷うことなく即決したのでした。

結果、後部座席がスライドドアで乗りやすいし、運転席もSUVほど高さはないけどセダンみたいな埋もれた感がなくてとても運転しやすいし、実用的で大満足な車でした。

我が家は週末に乗ることがほとんどなので、8年走ってても今までの走行距離は6万kmちょい。

本当はこのまま乗り潰して、2020年末に予定されているご近所さんに地下鉄様ご開通を期に引退してもらおうと考えてたんですが(私が勝手に)、中国側(旦那と義母のことね)は買い替えを考えてるみたいです(家でも会社でも日中バトル…)。

 

最初に見初めたクルマ

展示会で最初に目に止まったのはこのクルマでした。

Jeepの赤ちゃん。

Jeepと言えば!で思い起こすあの高さ、幅がなく、今のクルマくらいの大きさで運転しやすそうだったのがその理由です。

上海で車を所有する場合、必ず考えなきゃいけないのが自宅の駐車場問題。特に築10年以上のマンションの場合、敷地内の駐車条件が悪い場合がほとんどなので、大きすぎる車はちょっとリスクがあるのです。我が家のあるマンションも駐車スペースが狭いので、私の運転技術的にも今の車よりもひとまわり大きいくらいまでが限界です。 

ここ数年、どんなクルマがトレンドなのかを知る機会もなければ、知ろうともしていなかったのですが、今は各メーカー共にいろんな大きさのSUVを出してるんですね。

で、ちょっとグレードを落とした感じのコンパクトSUVは、上海市民のボリュームゾーンである中流階級の手に届く価格帯になってて人気があるみたいです。

この赤Jeepを見て我が家の方向性が早々に決まりました。

ウチにはコンパクトSUVが合っている!

何だっけ、トヨタの三現則って言うんだっけ?「現場・現物・現実」を見なさいっていうやつ。やっぱりこういう展示会に足を運んで情報を仕入れる、現物を体感するのって大事だね。

 

旦那がココロを奪われたBMW X1

この日私たちが見てた中で人気があったのはやっぱりベンツとBMW。イベント主催者側の思惑なのか、真ん中あたりの結構いい場所にお互いに向かい合って並んでいて、聞きたいことがあっても営業担当が捕まらないくらい大盛況でした。

その中で旦那が気に入ったのがこちら、BMWの一番ローグレードのコンパクトSUVであるX1

現物があったので、その場で乗ったり降りたり、運転席でハンドル握って感触を確かめたり、遠くから眺めたり、トランク開けたり閉めたりっていうのを延々と繰り返して、このクルマだけで30分くらい見て、旦那も私も、このクルマいいかもという好感触を掴みました。

背が低く感じるけど中は広々

何が良かったかというと、外観からは感じられないくらい車内が広々としていること、後部座席が広いこと(今のクルマは3列シートだから真ん中が何げに狭い)、乗り降りしやすかったこと、運転席に座った時の視界が今のクルマとさほど変わりがないこと(後で調べたら車高、車長、車幅にあまり差がなかった)。

ハンドルを握った感触も良かった

あと旦那がうるさく強調してきたのはBMWなのに30万元を切るお値段なこと。

これは私がクルマのブランドと値段に対する感覚に乏しいので、そう言われても良くわからないのですが、今年は中国の自動車マーケットはマイナス成長で、売れてるメーカーでも去年より売れてないから結構お値下げ合戦が激しいみたいです。

 

その後更にディーラーへ

旦那、かなりX1が気に入ったらしく、その後近所の販売店にも足を運んでました。できれば試乗したかったみたいです。

でも、試乗には予約が必要で且つ、近所の販売店にはX1の試乗車がなかったので、ここでもクルマを見るだけになりました(だったら行かなくてもいいのにやっぱり見に行った)。

で、せっかくディーラーに行ったので、ついでに今のクルマを下取りに出したらいくらくらいになるのかを見積もってもらってました。

驚愕の見積もり額は、なんと3万元ちょっとですって。

確かにね。走行距離は少ないけど、8年走ってるのと排出基準が国Ⅳなので外地でも買い手が付きにくいのと、一度大きな事故をしてるので更に売る価値が下がるっていうのが理由らしいです。

※現在、中国の多くの大都市で適用されている排出基準は国Ⅵ。外地ではまだ国Ⅴ車が買える(登録できる)地域もあります。

あともう1つ、友達の友達でディーラーやってる人の情報によると、事故ったら早急にクルマを買い換える、つまり事故車を処分しちゃうのが普通だよ、だってさ。そんなこと今更言われても知らんがな。もっと早く教えてくれー。

私はこれを聞いて、だったらいっそのこと今のクルマを乗り潰しちゃえばいいのにと思いましたが、旦那は3万でも下取ってくれるならいいじゃない?だって。

あぁ、せめて5万くらいの価値があったら、また違ったのになぁ。

 

これからの時代は・・・

上海には一応カーシェアやレンタカーサービスがあるものの、まだ成熟したマーケットにはなっておらず、我が家のような郊外に住む住民にとっては、自由に使えるアイテムではありません。

私は環境的にも経済的にも、クルマは持つものじゃなくてシェアするもの、必要なときにだけ使うものにしたいと思っていて、あと1年待てば地下鉄様がやってくるし、今ですら既に駐車難、交通渋滞に悩まされているのに、中国人の自動車保有率が高まる中、今後も更にクルマを持ち続ける意味がちょっと判らなくなっています。

だって、帰宅時のクルマの駐車難を回避するために、日曜の夜に出かける時はクルマを置いてわざわざタクシーで出かけるんですよ!?当初クルマと買うときは2台タクるならクルマを買おうと言って買ったのに、結局クルマがあるのにタクシーも使うことが多くて、交通に関わるコストがかかり過ぎてると感じます。

この点で旦那と私は意見がかなり食い違ってて、旦那はやっぱりクルマがあった方が便利だし、(自分のメンツも立つし)と言っています。

メンツの話は口にしてはいませんが、今多くの中国人家庭が所有している自動車を手放す選択をしたら、周りの知人友人親戚たちとのやりとりがめんどくさいし、特に都会に住んでるワケでもないのにバカなの?みたいに思われるだろうし、彼らの頭には手放すっていう選択はないと思うんですよね。他人なんてどうでもいいのにさ。

コストだって、クルマ=30万元で8年乗ると仮定して、年割すると1年あたり3.75万元、月あたり3125元。どんな生活したって、我が家がタクシー代で月に3125元も使うことはないワケで、タクシーオンリー生活に戻ったって何も困らないと思うんだけどなぁ。。。今はDIDIだってあるんだし、ブツブツ・・・

 

この先不透明。

展示会に行った後、微信や電話でディーラーといろいろやりとりしていた旦那ですが、その後出張やら家族が順番に体調不良になったりしたので、今はこの話は停滞しています。

とは言え、旦那の購入欲が収まったワケではなく、アウディのコンパクトSUVも見てみたいとも言ってて、今度会社を抜けて見に行くとか何とか、たぶんあの感じだと買うなら今でしょ!的にいろんな方法で私を誘導してくるんだろうなぁ。

クルマを買うお金がどこから出てくるのか知りませんが、もしかしたら買い換えるかも知れないし、もしかしたら買わないかも知れないしっていう先の見えないお話でした。

 

果たしてどうなることやら。チャンチャン。

  

  

※翌日追記:日曜日に試乗を予約したと事後報告がありましたorz...

 

 

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  • この記事を書いた人

しゃんはいさくら

2004年~大連留学を経て、2005年~上海在住。 現在、夫、日中MIX子ども×2、義母の5人で生活してます。 会社でも家庭でも中国人に揉まれながら、のらりくらりとやってます。

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