皆さん、こんにちは!しゃんはいさくらです。
本日はようこそ、しゃんさく.comへお越しくださいました!
今日のお話、実は「中国 柿」などの検索結果を元に私のサイトに訪問下さる方がとっても多い記事なんです。
これって、中国の柿は日本のとは違うよなぁと感じられている在中日本人の方が少なくないってことですよね!
ということで、今日は我が家のお義母さんが大好物な「中国の柿」について、我が家のエピソードをお届け致します。
上海はもうそろそろ柿の旬を迎えます。今年もあのジュクジュクのやつが家で待ってるのかなぁ。。。
コンテンツ
見た目に騙されちゃダメ!中国の柿と日本の柿は違う!
柿と言えば、日本では私の実家がある愛知県のお隣、岐阜県は柿の産地。思い返せば、子どもの頃、夕食後のデザートで母がよく柿を切って出してくれたような。
子どもの頃はなぜか筆柿を好んで食べていたように思いますが、今は富有柿の方が好きかも。とは言え、元々それほど好きな食べ物ではなく、出されたら食べるという感じです。
岐阜県産含め、富有柿と言えばとっても大きいこんな感じの柿だと思いますが、
こんなの柿を食べたのはもう5年くらい前かな?それ以来この果物を食べてないかも…
というのも、
上海では日本で食べられるような柿が食べられないから。
見た目は富有柿に似た感じなんだけど、全然違うの。
食べ頃も、食べ方も、味も何もかも。
日本で言うアノ寸前が食べ頃らしい
先日我が家にあった柿たち。
買ってきて、3日くらい経ってたかな。
私、熟れすぎた柿のあのドロっとした食感がダメだからこれを見るだけで少し寒気がするんだけど、しっかり熟させて、腐りかけ寸前の状態にした後、お尻を十字に切ってペロンとめくってスプーンですくって食べるのがおいしいらしいです。
こんなの。↑
とか言って、ウチのお義母さんは、
トマトを丸かじりするかのように豪快に食べてますけどね。
(あ、皮は剥いてますよ)
実家では皮を剥いて、くし型に切って、フォークに刺して食べてたから、
ドロンドロンでぐっちゃぐちゃの状態
かつ
柿をかじって食べる
という点が私的に受け入れられなかったの。
試しに薄いオレンジ色の硬い状態で食べてみたところ…
昔、熟しすぎていないおいしそうな柿があった時に、試しに食べてみたんですが、残念ながら撃沈しました。
多少の甘味はあったものの、渋くて激マズでした。
あぁ、中国の柿はあのドロロンとした状態でしか食べられないんだっていうのが少しショックでしたね。
私が嫌いだって言ってるのに、義母がドロドロ柿をあまりに薦めるもんですから、ちょっとイラっと来て意地で硬い柿を食べたところもあり、こんな捨てゼリフを吐いた私です。笑
「日本の柿は硬くておいしくて中国の柿の比ではない」
中国にも硬い柿があるらしい
それを見て不憫に思ったのか、それともたまたまだったのか、お義母さんが硬い柿をGetしてきてくれました。中国では“硬柿子(yìngshìzi/イン4シー4ズ)”とわざわざ「硬い」の形容詞を付けないと日本のような柿には出会えないみたいです。でも買ってきてくれた硬柿子、あんまり硬そうじゃないし、おいしそうじゃない。。。
上の子はおいしいと言って食べてましたが、切った断面を見た感じでは、色の濃いところがどう見てもドロっとしているように見えたので、私は口にできませんでした。スンマセン。
2019年11月追記
読者さまから、タオバオにて「甜脆柿」と検索すると日本で食べるような柿がヒットするとの情報を頂きました。

実際に検索してみた結果がこちら↓

お値段が意外とリーズナブルなのにびっくりでした。
1斤500gなので、10斤だと5kgですね。30元程度で5kgの柿が買えちゃいます。
さすが、フルーツ天国・中国。
上海で日本のような柿が食べたくなったら、果物屋さんよりもネットで買うのが良さそうです。
では、また!
日本は秋よりも冬の柿がおいしいですね。こんな柿たちが、懐かしいなぁ。。。