【2024年最新】中国で永久居留証を申請する その5

上海生活あれこれ

こんにちは、しゃんはいさくらです。

 

中国永久居留証の資料準備もいよいよ大詰めです。

果たして5月末に申請にこぎつけられるのでしょうか!?

 

今日は公証処での預金証明の公証書と、同居許可声明の公証書申請のあれこれをレポします。

 

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公証が必要な書類

今回の永久居留証を申請するにあたり、私のケースでは公証が必要な書類が2つありました。

1つは銀行で発行した「預金証明」の公証書

もう1つは不動産所有者による同居に同意する声明書の公証書です。

 

我が家が所有している不動産は夫と義母の名義になっていて、私の名前は入っていません。

なので、夫と義母が同居に同意する旨を文章にしたため、それを公証人の前で宣言するのが同居同意声明となります。

 

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長寧区の公証処へ

中山公園ロンジモント向かいの上海書城の隣です

 

公証書の取得には不動産名義人である夫と義母にも同行してもらう必要がありました。

夫も私も頻繁に仕事を休める状態ではなかったので、一発で証書が取れるよう、事前に先方の企業微信アカウントと繋がって情報収集し、手戻りのないようにしました。

 

ちなみに、上海市内どこの公証処でも証書が取れるのですが、我が家の所在区の公証局は行くのに不便な場所にあること(証書を作りに行く時、受け取りに行く時と最低2回行く必要がある)、家から一番近い普陀区の公証処は電話での問い合わせの際に態度が劣悪だったこと、長寧区の公証処なら夫の会社から比較的近いのと企業アカウントでのやりとりで比較的まともな受け答えだったので長寧区で申請することにしたのでした。

 

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同居許可声明の公証

持参した原本不動産権利書、夫身分証、義母身分証、戸口本、結婚証、私パスポート(現、旧)

  

持参した書類のコピーも2部ずつ準備していったのですが、公証処では先方が原本を確認してからコピーを取るルールになっているようです。

コピー代は証書作成料に含まれているようで、持参したコピーはすべて不要でした。

 

状況を説明し、自分たちが必要な公証の内容や背景を公証人に伝えます。

すると、公証人が確認が必要と思った事柄について私たちに質問を投げかけてくるので書類を確認しながら、質問に答えていきます。

 

途中、公証人が文書を作成し、同意する人が文書にサインしました。

最後に公証処に来た理由、何を証明したいのかなど、公証人の質問に答える形でビデオ撮影し、公証人を含むメンバー全員で写真を撮って証拠を残しました。

 

決まった書式があるのかないのかよくわかりませんが、声明書には、

声明者の名前、生年月日、身分証番号、声明の内容(○○は△△が永住証を申請するにあたり、当該住居(不動産権利書番号)への居住を同意することをここに声明する)

的な内容が書かれてました(後日、移民局では内容が不十分だと言われてちょっと冷や汗)。

 

声明書は夫を申請者にしました。

公証書の受け取りは基本的には申請者が受領することになっています。

下で書きますが、別の人が取りに行く場合は委任状が必要です。

 

預金証明の公証

持参した原本:パスポート、臨時住宿登記単、預金証明

 

こちらもコピーはすべて公証局で取ってくれるので持参不要でした。

 

声明書と同じく、先方に言われるがまま、書類を確認したり、サインしたり、ビデオを撮ったりしました。

 

途中、銀行APPを見せて欲しいと言われ、預金証明がちゃんと銀行で発行されたものかを確認されました。

 

但し、これは銀行側から言われたのですが、凍結した口座をAPP上で誤って操作しないよう、APP上の定期預金欄には該当の口座が表示されないことになっています。

 

APPに表示される総資産には凍結した分を含めた相応の金額が表示されるけど、定期預金カテゴリーに残高表示はされないのです。

 

公証人はAPPの画面を何枚か写真に残して、

「APP情報だけでも一応公証できる証明が取れたことになる、もし上長がこれだけでOKと判断したら工期短縮できて早く公証書が渡せるし、ダメなら銀行に確認をしないといけないから1週間くらいかかる」

と言われました。

 

後日、結局4営業日で2つの公証書が取れたので、工期短縮できたのかも知れません。

 

公証処では受け取り人もきちんと指定しないといけなくて、今回の場合、声明書は夫、預金証明は私が申請者で、2つの公証書を受け取る際にはどちらかがどちらかの委任状を書かなければいけない状態でした。

 

2つの公証の受け取りは夫に行ってもらうことにしたので、私の預金証明を夫に受領委託する旨の書類を作成して申請は終了しました。

 

2つの公証書にかかった費用は…

最後にびっくり、この2つの公証に

1,700元

もかかりました。数百元で済むと思ったら大間違い。

 

公証にこんなにお金がかかるとは。。。

思わぬ誤算でした。

 

以上、公証書申請に関するあれこれでした。 

 

これで申請に必要な書類が全て揃いました。

いよいよ出入局管理局への申請に参ります!

 

次回のレポもどうぞお楽しみに!

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