【2024年最新】中国で永住居留証を申請する その2

上海生活あれこれ

 

こんにちは、しゃんはいさくらです。

 

現在、中国の永久居留証の申請に向けて準備をしているところです。

今日は在上海日本領事館で犯罪経歴証明の申請をした時の経験を記録しておきます。

 

スポンサーリンク

久々のお役所手続きにドキドキ

領事部は上海マートの13階にあります。

(椅子に座ってふんぞり返っている態度の悪い保安係がアゴで、、、という気分の悪い体験は忘れましょう)

領事部の入口にもう1人、別の保安係がいて、用件と入室時間を記入する紙を渡されます。

パスポートを見せて本人確認を終えたら、奥に進み、受付の方に用件を伝えます。

すると、専用の申請用紙と記入見本を渡されるので、見本を参考に必要事項を記入していきます。

 

スポンサーリンク

受付の方に教えてもらった新事実!

ここに来るまでにいろいろと予習してたつもりだったのですが、犯罪経歴証明の申請書を書くにあたって疑問点が生じたので、受付の方のサポートを仰ぎました。

中国の永住居留申請を理由に犯罪経歴証明を申請すること、普陀区でもらった必要書類の説明書を見せながら足元の状況を説明したところ、

「これは古い情報ですね」

と言われ、私が持ってる情報が最新でないことが判明しました。

 

なんでも、2023年の11月から中国でハーグ条約の施行によって(表現の正否はご容赦)、在外公文書の中国大使館認証が不要になったそうなのです!

 

つまり、出入境管理局でもらった紙に書かれてたこの部分、

中国駐外大使館、領事館が認証した、と書いてあります

外国に駐在している中国大使館(領事館)の認証が不要になったということです。

  

で、大使館の認証は不要になったものの、中国の受付側が外務省のアポスティーユで受理する場合と、在中日本国領事館の公印証明で受理する場合と様々なケースがあるため、それを先方に確認してから犯罪経歴証明を申請して下さいと言っている、とのことでした。

  

中国のハーグ条約加盟について

今の職場で駐在さんの工作許可証の実務をやらなくなったので全然情報がアップデートできてませんでしたが、中国のハーグ条約加盟によって、昨年の11月から大使館の認証は不要になったそうです。

中国の領事服務網には以下のように説明されています。

出典:http://cs.mfa.gov.cn/zggmcg/fjzms/qxwggwsrzyqdgy/202310/t20231018_11162932.shtml

 

中国は2023年3月8日にハーグ条約の枠組みに加盟し、11月7日に条約が有効になった、とあります。

 

これを機に、在日中国大使館では公文書の認証を受け付けなくなり、公文書を発行する機関のアポスティーユ(中国語では付加証明書というらしい)があれば良いことになりました。

 

以前先輩の経験談で読んだ「日本の業者さんに連絡する(日本に帰らずとも大使館の認証手続きを代理してくれる業者さん)」とか、その1の記事のコメントに頂いた代理業者の案内も今はなくなっていて、その分の費用がかからなくなりました。

これは朗報ですね! 

  

スポンサーリンク

指紋採取

犯罪経歴証明の申請書類を提出した後、しばらくして名前を呼ばれて別室に案内されました。

別室では担当の領事さんから再度、名前や犯罪経歴証明を申請する理由などを確認され、見本に沿って両手全ての指の指紋を採取しました。

 

アポスティーユの件でこれまでの経緯(たらい回しにされて回答が得られなかった件)を領事さんにもお話したところ、「あぁ、まぁそうでしょうね・・・」と苦笑い。

領事さんには更にいろいろと質問して、足元の状況を確認し、総合的に判断して、私の場合は外務省のアポスティーユを付けた無犯罪経歴証明を申し込みすることにしました。

 

在外公館よりも外務省の方が格付けが上だと仰ってましたし、提出先の反応を見て状況をきちんと説明すれば受理してもらえると判断したからです。

 

10年ほど前、複数の知人が永住証の申請をしてた時期があり、皆が「永住居留証の申請は1回ですんなり受理されることはない」と言ってました。

なので、窓口に嫌がらせされる(書類に難癖をつけられる)のを覚悟で、申請に臨みたいと思っています。 

  

さて、どこの出入境管理局にしようか。。。

まだ少し先の話ですが、今迷っているのは「どこの出入境管理局で申請するか」ということ。

 

その1の記事で、

なんて書いてるのですが、実際には変化がありました。

 

ハーグ条約の枠組みの公約が数ヶ月前に有効になったばかりなので、もらった資料が古かったのは仕方がなかったのかも知れませんが、せっかく提出に行ったのに、先方の情報がアップデートされてなくて、あーだこーだといちゃもんを付けられることを最小限に抑えたいという気持ちを強く持っています。

 

領事さんとの会話でも、今は確かに過渡期にあると仰られてて、提出先の選択は結構大事なポイントだったりして、、、なんて思っています。

 

元々は家から一番行きやすい普陀区を提出先候補の筆頭にしてたのですが、担当の人がちょっと怖そうな感じだったのと、申請に必要な資料はこれだと渡された資料が古い資料で、犯罪証明に大使館のハンコがないじゃないか!なんて言われそうで怖いです。

 

安心安全なのは、浦東・民生路の本局みたいなところかなぁ。

以前は外国人の居留許可申請と言えば、あそこでしか受付してもらえなかったですが、ウチからはちょっと遠いのがネックです(今回は永住申請なので、何度か行かなきゃいけないことを覚悟してる)。

 

あと、知人から外務省アポスティーユの無犯罪証明が受理された実績があると聞いた宝山区も候補に入れてるのですが、ここもちょっと遠いのと、田舎なのが躊躇する点です。

 

虹橋の出入境は経験が豊富そうに思うのですが、先日領事館に行く前の問い合わせであまりいいイメージを受けなかったので、ここもちょっと、、、と思っています。

 

どなたか人のいい係りがいる出入境管理局知りませんか?ってそんなことを聞くのはナンセンスか。。。

 

次は写真撮影と健康診断

資料の提出先はもう少し吟味するとして、もうそろそろ準備しないといけないのは健康診断です。

その申請に必要な写真撮影も必要なので、髪の毛を何とかして(私、365日髪型がキマらない人orz…)、パックしてシワをなくして(そんなの写らんだろって?)、くたびれてない顔写真が作れるよう、自分を整えていきたいと思います。

 

引き続き、申請に向けて頑張っていきます。

応援よろしくお願いします!

  

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました