こんにちは、しゃんはいさくらです。
現在中国の永久居留証の申請に向けて準備中です。
今日の内容は申請に必要な資料の1つである「健康証明」について、その予約~受診までの記録です。
健康証明に関わる要求
永久居留証の申請に必要な資料の1つとして、中国国内の出入境検査検疫部門が発行する健康証明が必要になります。
上海では「上海国際旅行衛生保健中心」という場所で健診を受けます。
健康診断の予約
予約は微信の公式アカウントを通じて行います。
微信の検索窓に“上海国际旅行卫生保健中心”と打ち込むと候補が出てくるのでアカウントをフォローして予約画面に進みます。
上海では浦東・金橋路2090号か浦西・金浜路15号3号楼のどちらかで受診できます。
この保健中心では外国人の健康診断だけでなく、中国人で国外に留学や移民する人もここで健康診断や予防接種を受けるようです。
受付に行ったとき、高校生と思われる子とその親がたくさんいてびっくりでした。
空腹項目がある(健診の5時間前から食事不可、飲水は可)ので、午前中の予約が埋まりやすいです。
また毎日いつでも受けられるワケではないようなので、受けると決めたらなるべく早く予約すると良いと思います。
申請に必要な資料
・記入済みの『健康检查申请表』
予約時に公式アカウントからダウンロード、必要事項を入力してプリントアウトします。
・記入済みの『知情同意书』
こちらも公式アカウントからダウンロードします。サイン欄は打ち込まずに空欄でプリントアウトし、手書きでサインしました。
・パスポート原本とコピー一式
コピーするのは、写真ページ、ビザ(居留許可)が貼ってあるページ、入境スタンプページです。
・写真3枚
2寸サイズ。1枚は申請書に貼っておき、残り2枚は裏に名前を書いて提出しました。
・証明書類
永久居留証申請の場合は、臨時住宿登記表コピーのみでOK。
(念のために結婚証のコピーなどを持参しましたが不要でした)
国際旅行衛生保健中心へ
预检取号
金浜路の門を入って突き当たり(3号楼)を右に行った奥に入口があり、ドアを入った右手に番号札を配布する受付窓口(预检取号と書いてある)があります。
私が行った時間帯はすごく混んでて(朝8:30)、20人くらい並んでました。
当初は1つしか窓口がなくて随分と待ちましたが、途中で窓口が2つになってからは早かったです。
受付で持参した書類を渡します。
先方が事前の予約情報と照合して、記入内容などをチェックし、問題なければ番号とQRコードが印刷されたレシートのような紙をくれます。
医生问诊
紙を受け取ってまもなく番号が呼ばれるので、指定の部屋に行きます。
確か問診と書かれてたと思うのですが、ここで何かを聞かれたかは忘れました。
受付番号のQRコードを読み取って、書類の中身を確認して、支払いに行ってくださいと言われて終わりました。
缴费
今回の健康診断料は512元でした。
10数年前の工作居留許可申請の時は800元くらい取られたような記憶があるのですが、申請事由によって検査項目も異なるんですかね?
永住居留許可の申請をするときちんと伝えた上での価格です。
更衣
専用の検査着に着替えます。
レントゲンを撮ることを想定してスポーツタイプの下着を着ていったのですが、上半身は全て脱いで検査着を着るように言われました。
ロッカーの鍵を渡されるので、カバン、脱いだ服、上着、アクセサリーなどをロッカーにしまいます。
更衣室では身長と体重を測りました。
検査開始
今回の検査項目は6項目、番号札を取るときは結構並んだのに、実際に検査する人はそれほど多くないみたいで、どの検査も待ち時間がなくスムーズでした。
レントゲン
まずはレントゲンから。
髪の毛の長い人はアップするように言われます。
後ろで手を組んで顎を指定の場所に乗せて撮影します。
更衣室で時計を外すのを忘れてたのですが、レントゲンに影響しない、大丈夫だからそのままでいいと言われました。
血液検査
小さな試験管に2本取りました。
後から右腕で血圧測定をするので、左腕から採血するために席の配置がそのようになってました。
眼科
色盲検査と視力検査を行いました。
内科
血圧測定を行いました。
下が90を超えてて、結果を書き込む先生の手が一瞬止まってました。笑
会社の健康診断でも下が高いと言われたけど、90超えってそんなにヤバイのかな?
心電図
申し訳ない程度の薄っぺらいカーテンしかない部屋で裸になるのはどうなのかと思いながら検査を受けてました。
次の人が盲目的に部屋に入ってくることはないとは思いつつ、中国のこういうところは未だに慣れないし、嫌いです。
エコー
中国だと女性の医師、看護師が多くて、裸になる項目は女性が担当することが多いのに、ここでは男の先生が担当でした。
ここも薄手のカーテンがユラユラ。。。
誰も入ってこないんだろうけど、もし入ってきたらと思うと、こういうプライバシーが守られないシステムはどうも頂けないですね。
検査を全て終えた後は更衣室に戻って看護師さんに最終チェックしてもらいます。
着替えをしてロッカーの鍵を返し、最初に行った受付窓口に検査済みの紙を提出します。
バイク便の手配
後日検査結果を取りに行く場合は不要ですが、外にあるサービスセンターで配送の手続きをすることができます。
先方の微信アカウントとお友達になり、名前、携帯番号、住所を入力して送信し、お金を払うとSF順豊の受付票をくれます。
以上の一連の流れが、車を停めてから車に戻るまでジャスト1時間で終わりました。
(遠くに停めざるを得なくて前後7分くらい歩いたので、正味45分くらいだと思います)
検査結果の受け取り
後日、検査結果がバイク便で送られてきました。
月曜に受けて木曜の午後に受け取りました。
出入境管理局で申請する前に、検査結果を一式コピーして準備しておきます。
健康証明の有効期間は6ヶ月とされているので、有効期限が切れる前に申請に行く必要があります。
現在、無犯罪記録証明を待っている段階ですが、この待機期間中に生活保障証明、居住場所の関連証明とその公証書、戸口簿の書き換えを済ませて、申請できる準備が整います。
引き続き、何か動きがあり次第、レポートしたいと思います。
以上、健康診断の受診についてでした。
では!
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