上海国際自動車工業展覧会に行ってきた⑥ 現地系メーカー編-2

お仕事あれこれ

 

こんにちは、しゃんはいさくらです。

今日は現地系メーカーのうち、設立して10年以内の新しい自動車メーカーを紹介していきます。

 

中国製品の「安かろう、悪かろう」はもう昔の話、今はデザインが洗練された高品質な製品も少なくありません。

世界の最先端技術を確実にキャッチアップしている中国企業の姿をご覧下さい。

 

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极氪(ZEEKR)

2021年3月設立の寧波に本部がある吉利系のハイエンドブランドです。

ZEEKRブースの様子

 001という代表モデルが30万元~40万元という価格帯で、日系で言うとレクサスとかインフィニティ、欧州系で言うとAudi Q5などが買えるイメージです。

 

肝心の内装を撮ってなかったみたいで(汗)写真がありませんが、オフィシャルサイトなどで見ると、既存の自動車メーカーとは一線を画したデザインであることがすぐに見て取れます。

  

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领克(LINK&CO)

同じく吉利系の電気自動車ブランドです。

2016年設立で、こちらはボルボの資本が入ってます。

ZEEKRと親会社は同じなのに、場所は隣同士ではなく、ちょっと離れたところにブースを持っていました。

吉利として今後どう棲み分けていくのか、注目してきたいところです。

  

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蔚来(NIO)

NIOブースの様子

日本のメディアでも時折耳にする新エネルギー車の代表的なブランドです。来年10周年を迎えます。

 

NIOのブースで一番特徴的だったのは、アパレルグッズの販売があったこと。

既存の自動車メーカーは自動車中心の展示だった一方で、新興メーカー各社はクルマを取り巻くライフスタイル全体を演出していたのが印象的でした。

 

大型ディスプレイを設置したシンプルなデザインの車内

 

上述のZEEKRもそうですが、2階にカフェコーナーを設けて来場者に便宜を図っていたのは、現地系の新興メーカーがほとんどで、他社では見られませんでした。

各社共に、我こそはと凌ぎを削っている様子。

今後の新興メーカーの成長が楽しみですね!

 

小鹏(XPENG)

2014年設立の広州に本社がある会社です。

XPENGブースの様子

私が見学した中で、空飛ぶクルマが展示されていたのはXPENGのみ。

今後本当に実用化されたらすごいですよね!!

 

XPENGの車内

スマートシステムを売りにしており、ほとんどの車種で中央に大きめのディスプレイを採用しています。

新興メーカーの車内は大方こんな感じです。

  

哪吒(NETA)

合衆汽車傘下のEVメーカー。2018年設立です。

価格帯としては比較的安めの17~22万元程度となっています。

NETA外観
こちらも大型ディスプレイを採用

 

欧拉(ORA)

長城汽車系の電気自動車メーカーです。2018年設立。

女性向けのクルマ作りをしていて、ブース全体も可愛らしい雰囲気が演出されてました。

 

猫シリーズが主力で、一瞬VWのビートルかとびっくりしてしまいます。

ビートル似の外観
バレー猫って、すごいネーミング…

 

智己(IM)

上海汽車系列のハイエンドブランドで、張江高科、アリババと共同出資して作られた会社です。

ブース外観
LS7外観
オプションで自動運転用レーダーが付けられる
(写真はレーダー付)
助手席にまで広がる横長ディスプレイ

 

HUAWEI

2021年12月設立。SERES社との合作車にAITOという名前のクルマがあります。

HUAWEIブースの様子

こちらはARCFOXとの合作車、阿尔法S。

最新のスマートカーは運転に関わる各種操作はタブレットで完結らしい

  

飞凡(RISING)

上海汽車系の電動SUVブランドです。

RISINGブースの様子

上海汽車系は地元ということもあってか、本体、MAXUS、智己など各種ブランドにそれぞれブースを設けて展示していたのが印象的でした。

  

以上、上海モーターショーの各社ブースの様子をお届けしました。

皆さまが何かを感じ取って頂けたら幸いです。

 

 

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