こんにちは、しゃんはいさくらです。
今日は久々に食べた日本のカップ焼きそばに感動したお話です。
自分が如何に浦島太郎になっちゃってるかっていう悲しい発見もありーの、その他いろいろ思うことがあったので記録しておきます。
団購でカップ麺買いました
先日、ロックダウン期から贔屓にしている団長さんが日本のカップ焼きそばの団購情報を送ってきたので、久々に食べたいなぁと思って注文しました。
昔懐かしの「一平ちゃん夜店の焼きそば」です。

学生の時に好きでよく食べてた記憶がありますが、私が学生の頃って実はもう30年くらい前のこと。
こんなに長い間ベストセラーでいられるカップ麺ってすごいよね!
お昼に食べようと会社に持って行きました
元々は子どもたちの夜食にでもと思ってましたが、せっかくなので自分も食べたいと思い、商品が到着した翌日に会社に持参しました。
その日はいろいろあって会社の工場メシを食べることになっちゃったんですけど、その翌日は朝から「今日のお昼は一平ちゃんを絶対に食べる」と心に決め、そのように行動し、無事食する機会を手に入れたのでした。
日本商品を手にして不思議とカラダがゾクゾクしました
会社のお昼休み、楽しみにしていた実食の時間がやって参りました♪
今回手に入れたカップ焼きそばは、中国で生産している日本の会社のカップ麺ではなく、日本の会社が中国輸出向けに製造したものでもなく(最近増えてきてるよね)、日本で製造された日本市場向けの完全なる日本製品です(中国在住の人なら何が言いたいか解ってもらえるかしらw)。
久々にピュアな日本製品を手にして、なんだかカラダがゾクゾクするような感覚に陥る私。
なんだろ、中国にどっぷり浸かりすぎて、感覚がおかしくなっちゃったのかな?
親切すぎる日本商品におったまげました
不思議な感覚に襲われながら、ガラス製品を扱うかのようにゆっくりと優しくパッケージを剥ぎ取る私。
ドキドキしすぎなのか、所詮カップ焼きそばやんと思ってたのか忘れましたが、興奮している割にはここまでは実写した写真が一枚もありません。
が!
このご丁寧な説明書を見てこれは撮らな!と思い、撮ったのがこちらの写真↓

しっかりと説明を読ませて頂きました
コレだよ、コレ。
日本製品ってこうなのよ。
ここまでする必要ある?っていうくらいご丁寧な説明文。
でね、私の中で更におったまげたのが、③の湯切り口のところ。
お湯を捨てながら写真が撮れなかったので、団購リンクからお借りしますと、こんな感じなんです。

この湯切り口がむっちゃ便利だったの!
お湯の温度で湯切り口のシールだけがストレスなく剥がれるというハイテクな作りにびっくりしたのと、お湯切る時も麺が飛び出て来ないことに超感動!
スゲー! 一平ちゃん、スゲーッ!!
日本ではたぶんこんなのはあたりまえで、え?アンタ、そんなことも知らんかったの?って思われちゃうと思いますが、中国で不親切な商品、不便な生活に慣れちゃうと、こういう商品がとても光り輝いて見えるんですよ!
いやー、あのお湯捨てる時の感動ったらなかったな。
昔懐かしの味で飲むように食べました
超便利な湯切り口の感動に浸りながら、ソースかけてマヨネーズかけて写真を撮ることすら忘れて、混ぜるのもそこそこにひたすら無心で麺を飲み込んだ私。
あー、懐かしい味♪
麺のコシとか、これカップ麺なの?って思うくらい絶妙で。
おいしかった♪
私、長年中国で生活してますけど、どうも胃もたれする気がして、中国のインスタント麺はほとんど食べないんですね。
同僚の話を聞いていると、今は中国のインスタント食品も随分おいしくなったみたいなんですが、やっぱり日本の商品には敵わないんじゃないかと思ってて。
一平ちゃんは便利さが半端じゃなかったのと、味もおいしくてメイドインジャパンの底力を感じた一幕となったのでした。
日本人の生活力低下が心配になりました
一方で、日本の商品が細部に配慮しすぎて便利すぎることに心配を感じたりもしました。
あの湯切り口は便利だったけど、これに慣れちゃった日本人が海外に出たとき、その国のカップ焼きそばで麺をぶちまけてしまう失敗をしてしまわないかと思い。
また、お湯を捨てるあの数秒のために、ここまでハイテクなパッケージにする必要があるのかとも思い(だってこれもコストじゃん?)、複雑な気持ちになったのでした。
言いだしたらキリがないんですけど、便利の裏返しには人の機能を衰えさせる何かがありますよね。
身近なところから言えば車なんかがいい例だと思いますが、昔は徒歩で時間をかけていた移動が、今はラクになりました。
でもその代償として、一部では健康を損ねるほどの運動不足を招いて病院にお世話になる人がいます。
住環境も問題提起している人がいて、昔雑誌か何かで、バリアフリー住宅は健康な人間には不要で、逆に身体機能を衰えさせると読んだことがあります。
(何気なく段差を避けるのも人間に必要な能力の1つだと)
日本は車社会で基本ドアツードア。
電車通勤であれば多少は歩くと思いますが、道路がデコボコしてて歩くのに気を使ったりすることはそんなにないのでは?
中国は今は車が増えてるけど、駐車場が不便で意外と歩く距離が長かったりするし、公共交通機関の乗り継ぎなどでも結構歩きます。
居住地にもよりますが、私の場合は中国での生活の方がはるかにたくさん歩いてます。
日本の方が読んだらいらぬお世話じゃ、わしゃ一生日本で生活するから良いんじゃ!と思われるかも知れませんが、海外からちょっとした気づきをお伝えしたいと思い記事にした次第です。
以上、一平ちゃんの進化に驚いたお話あれこれでした。
では!