48時間封鎖は突然に

上海生活あれこれ

 

こんにちは、しゃんはいさくらです。

 

上海ではコロナウイルスのオミクロン株が猛威を振るい、感染者が増え続けています。

 

多くが無症状でそれほど心配はしていないのですが、上海は特に人口密度が高く、集団感染はリスクがあるため、急遽全市でPCR検査をして感染拡大を防ごうという考えのようです。

私が居住するマンションでは昨晩7時頃に「2日分の食料を確保しておいて下さい」との通知があり、その後翌0時から“只进不出”(入構OK、外出NG)が始まり、封鎖式のPCR検査をすることになりました。

 

今日は封鎖式PCR検査のあれこれを記録しておこうと思います。

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今回の対応は本気度が高い!?

封鎖前日の晩に食料確保の通知は受けたものの、私も義母も翌朝の午前中くらいは余裕があるだろうと見込んでその晩はあまり気合を入れた買い物をせず、翌日に2人で市場に行って最後のスパートをかけようと話をして就寝したのですが、その夜に封鎖されてしまい、一部食品の買い出しが間に合いませんでした。泣

 

思った以上のスピーディーな対応で、政府の本気度の高さを感じました。

 

ま、そりゃそうでしょうね。

陽性者対応の手抜かりが原因で、これだけ市中感染が広がってしまったのですから。。。

 

聞くところによると、小区の中で2例以上の(※同日訂正:1例でも)無症状感染者が出た場合はそのまま14日の閉鎖となるそうで、今はただ、そうならないように祈るばかりです。

さすがに今の在庫では2週間は過ごせません。。。

 

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居委会メンバーは既にパンク状態

2年前のコロナ騒動勃発当時から、中国では居民委員会という党の末端組織が住民の管理に当たっていますが、ここ最近の陽性者急増を受けて、居委会の仕事が回っているようで回っていないようです。

 

今朝のPCR検査も、大白たちはとっくに検査会場を設営していつでも検査できる状態にしているのに、通知を待ってくださいと言われている住民はおとなしく自宅に籠っていたため、最初の1時間は大白たちが待ちぼうけを食らっている様子が我が家のベランダから見て取れました。

 

私たちは昼頃に呼ばれて検査に行ったのですが、そこでは一部住民がこんなに空いてるのにどうして通知しないんだと騒いでいて、「あぁ、居委会の連絡体系が崩れてるな」と思わざるを得ませんでした。

3時頃に当日の検査が終わった模様

 

ウチのお義母さんは棟の組長をしてるから居委会の通達が比較的早く届くけど、棟組長さんの一部がボランティアで忙しい仕事をさせられていることに不満タラタラで、仕事を放棄してるっぽいです。

 

こういう小さな綻びがあちこちに蔓延してるのではないかと思うと、莫大な人口を抱える国ってホント大変だな、一党独裁も限界があるんだなと思っちゃいます。

  

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本帰国間近の日本人の方が心配

先週末、日本人学校では修了式が行われたと聞きました。

ということは、一部の方は先週末に既に帰国の途に就き、今週末にも多くの方が本帰国されるんじゃないかと思うのですが、なんで今かな!?と思わざるを得ないタイミングでの広範囲に渡るマンション封鎖に、他人事ながらとても心配しています。

 

帰国便の予約証明などを見せるなど、中国を確実に離れる人に対する封鎖対象緩和策が取られることを期待したいですね。

こういう事って、領事館側で動いてくれないのかな?

 

どうか皆さまが無事に本帰国できますように。

 

テレワークなのに自宅にいるから「休み」と認識する義母にイライラ

私が家にいると“你在家休息”と言ってくる義母にイラ立ちが隠せません。

 

普段子どもたちを丸投げしていろいろしてもらっているので大きな声では文句言えませんが、今日の午前中は仕事するふり(実際に仕事もしてたけど)をして、子ども部屋に籠ってました。

 

今日は市内各地で突然の封鎖検査が行われたためいろいろ忙しかったですが、明日はテレワークという名の家事を少し頑張って、義母のガス抜きに励みたいと思います。

 

また、続報をお届けしますね。

では。

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